都まんじゅう
富士市の富士商店街に都まんじゅう屋さんがある。
都まんじゅうは、昔はあちこちで見かけました。
温泉の宿にあったり、商店街で歩いて行ける場所にあったりしてました。
都まんじゅうの機械は、チャップリンの映画に出てくる、近未来的な魅力的な動きをするので、子どもの頃は、都まんじゅうができる過程を何時間でも眺めてしまい、親に怒られることもありました。
お店の人がまんじゅうの型を置く。
円盤がまわって、生地が流し込まれる。
あんこが綺麗に切られて、枠の中に落ちる。
あんこの上に生地が流れる。
まんじゅうの型がひっくり返る。
まんじゅうの上に都まんじゅうの文字(または、パンダの絵)が焼印される。
お店の人が手品のような手つきで、まんじゅうを型から取り出し
箱に入れる。
子どもにとっても大人でもなんて楽しいのでしょう!最後のまんじゅうの取り出し方をなんとか知りたいと、ずーっとお店の人の手を見ているのですが、わからない
最近、思い切って聞いてみたら、
スローモーションで外してくれました。型を持ち上げまんじゅうを挟んでいるトングを下げ抜き取る
この動きをあんなに早く?
型の横から抜けてるようにしか見えない速さ
ぜひ実際の動きを見て欲しい
富士市商店街の都まんじゅう屋さん
子どものころから大人になった今でも不思議で面白くて美味しい場所です。