【メンバー日誌】オンライン演劇をまとめています 井上亮二
個人用のnoteでオンライン演劇をまとめるということをやっています。
やっている理由としては、なんとか演劇を残そうと色々な人が試行錯誤をしているけれど、体系的にこの動きをまとめている記事があんまり見当たらなかったからですね。
オンライン演劇を上演した人に対してピンポイントでのインタビューがあったりはするけど時系列で追っていくのが意外と大変。まぁ、一番の理由は個人的にこの試みが興味深いからです。
「オンライン演劇」といっても定義は定まっていない。配信形態などはいろいろあってYoutube Liveなどを使用して生で役者がやっているものを中継するものもあれば収録したものを配信するもの、zoomなど通話アプリを使って自宅から役者が参加するもの(この形態がかなり多い)、役者がリアルに集まってそれを中継するもの、などなど。
2月ごろから徐々に上演ができなくなる劇場・公演が増え始めた。日本どころか世界中のかなりの劇場が同時に閉まってしまうなんて誰が想像しただろうか。
恵比寿で営業していたHANA REももともと5月には閉館予定だったけど前倒しで絞めてしまいました
何とか演劇の灯をつないでいこうと、色々な劇団・団体が過去公演の映像の公開などから始めていったけど、どうやら思っていたよりもずっとずっと長期化してしまうことがわかり、この状況でもできる表現を探し始めた。
劇場という空間に演者と観客が集まるからこそ生まれるものが演劇の大事な根幹だと自分も思う。でも、この期間のいくつかの作品では演者と観客のつながりというか信頼感みたいなものが感じられた。確かに、感じた。
5月頭に『12人の優しい日本人』を読む会上演に際して下記のようなことを書かれていました。
カニの魅力を少しでも伝えられるよう、家にいてもジタバタすることを忘れないようにしたいです。
ということで宣伝ですがチャラデでもオンラインでできることを色々実験中です。本日(5/10)はタイムリーにリモートで即興芝居をやります。1週間ほどアーカイブも残るようなのであとからでもぜひ。
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