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2月9日は漫画の日。

※見出し画像は手塚治虫先生の公式サイトからいただきました。

 今日、2月9日は漫画の日だそうですね。
 制定したのは民間の一企業、漫画本専門古書店『まんだらけ』さん。
 その制定理由を知り、思わず感嘆のため息を漏らしました。

 ――『ブラック・ジャック』『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』代表作を挙げればきりがないほどに数々の大ヒット漫画を世に生み出し続けた漫画の神様、手塚治虫氏の命日だから。

 漫画の神様が残した偉大な功績を伝えるため、命日を漫画の日に定めたのだそうです。

 素敵な動機ですよね。だからこそ、広く一般の間でも「2月9日は漫画の日」が通っているのだろうな。

 記念日の申請は、一企業でも、企業どころか個人でもすることができるようです。
 ご興味がおありのかたがいらしたら、こちら日本記念日協会さんのHPを覗いてみてはいかがでしょう?
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 ちなみに。
 漫画の日は、2月9日だけではなく、あと二回、別日にも制定されているそうです。

 二つ目の漫画の日は7月17日。イギリスで『パンチ』という絵入り風刺週刊誌が発刊された日だから、ということです。日本語版もおよそ21年後に横浜から刊行されました。
『ジャパン・パンチ』
 ですがこれは、横浜在住のイギリス人が制作した雑誌で、日本発とはカウントしないようです。

 日本初の漫画雑誌とされているのは『絵新聞日本地』という書籍のよう。

 検索して調べている際、京都国際マンガミュージアムさんのサイトに辿りつきそう感じているのですが、どこか勘違いを起こしているでしょうか?

 その京都国際マンガミュージアムさんのサイトは、とても優しく柔らかい文調で漫画の歴史を紐解いてくださっています。ご興味がおありのかたは覗いてみてはいかがでしょうか。
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 そして三つ目のまんがの日は 11月3日。
 日本漫画協会と一部の出版社により制定されたのだそうです。
 漫画を単なる娯楽ではなく芸術文化と認知してもらいたいという願いから、文化の日をまんがの日としたそうです。

 でもね。
 日本漫画協会さんはとても洒落たことも考えておられたようで。

 実はこの11月3日は、冒頭に記させていただいた手塚治虫先生のお誕生日でもあるんですって。

 お誕生日、命日の両日ともが、漫画の日として人々を立ち止まらせる。

 さすがです。漫画の神様、手塚治虫先生!!


 それでは、また。
 どうぞ皆さまが明日の朝を心穏やかに迎えることができますように。

 最後までお読みくださりどうもありがとうございました。

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