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心地よい人間関係を築いていくヒント。それは仏さまの教え、正語にありました。
久しぶりの更新です。
みなさま、いかがお過ごしですか?
いつの投稿が最後だったかしら、と自分の記事一覧を見て驚きました。
一月十三日。なんと一ヶ月以上も「書く」から離れていたのですね、わたし。
書くことが大好きだったはずなのに。
書くときだけがわたしがわたしらしく自然に息をすることのできる時間だったのに。
最近、メンタルがペンシャンコになるさまざまなことが怒涛のように起こりまくっていて、心のエネルギーが絶賛ダダ洩れしまくっていました。
心からなりたいと思っているはずの「書籍化作家にわたしはなる!」の夢に近づこうという気力がマイナスに振り切れ。
興味を持ったはずの手話や神さま、仏さまについての学び資料は埃をかぶり。
整えなくてはならない執筆環境(=自宅)の断捨離が進まないどころか、完全にゴミすらもが溢れかえるありさまで。
そんなわたしでしたが、つい先日、必然とも思える素敵な出会いがありました。
仏さまの教えの一つである『正語』という言葉との出会いです。
いえ、この『正語』とはもっとずっと前に出会っていました。
ですがあの頃のわたしは心が浮ついていて、触れた素敵な言葉の表面をなでるだけで終わっていたのですよね。ちっとも心に留め置くことができていませんでした。
今回、久々に「仏さまの教えにしっかり触れてみようか」という気持ちがふと湧いて、気になる動画を視聴していてその『正語』という言葉と出会いハッとしました。
【正語】
正語とは八正道の一つです。
八正道には人生の苦しみから抜け出すヒントが八つ示されています。
正見、正思惟、ついで三番目に語られているのが正語です。
「正しい言葉を使っていきましょう」とあります。
正しい言葉とは、優しい言葉、真実の言葉、思いやりのある言葉。
いわゆる『ふわふわことば』ですよね。
ありがとう。すごいね! 応援しているよ。大丈夫。
仏さまの教えでは、「使わないほうがいい正しくない言葉」も具体的に示されています。
一つ目が嘘をつくこと。人を騙したり、自分が損をしないように、得をするようにと悪意で嘘をつくことは正しくない、とはっきり語られています。
二つ目が陰口を言うこと。陰口を吹き込むことでその人の尊厳を貶めようとすること、仲たがいさせようとすることは正しくない言葉であると語られています。
三つ目が相手を悩ませ傷つけるような言葉。いわゆる『チクチクことば』ですよね。「あなたには無理。どうせダメだろうよ」など、相手を傷つけるような言葉を使うことはたとえ親切心からの忠告だとしても、正しいとは言い難いですね。
四つ目がその場しのぎの出まかせ、中身のない飾った言葉。
他人とのコミュニケーションの際、以上四つの正しくない言葉を使わないように気をつけていけば、自然と正しい言葉を使っていることになっていきます。
「これって正しい言葉かしら?」と不安になるよりかも、「使わないように」と気をつけるほうが気楽に正語を実践していることになりそうです。
人と関わっていくことが楽しみになってきました。
正語を意識して言葉を発し、心地よい人間関係を築く努力をしていきたいです。
そしてまた、家の断捨離や、夢に向かった努力、興味を持つさまざまな分野の学びにエネルギーをいい感じで振り分け頑張っていきたい。そんな気力も溢れてきています。
仏さまの教えがわたしのやる気スイッチであったのかしら?
それではまた。
今日という日が皆さまにとって笑顔溢れる素敵な一日でありますように。