![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153705826/rectangle_large_type_2_29b7ad2913a6f408615accd04de9701b.jpeg?width=1200)
ちょこっと歳時記『重陽の節句(九月九日)』
お疲れさまです。残暑厳しい今日、いかがお過ごしですか?
なにかの拍子に「333」や「777」を見かけると、「やや! これはいいことがありそう(´▽`*)」と嬉しくなったりませんか?
ゾロ目には、なにか夢を見させる力がありますよね。
今日は九月九日、ゾロ目日です。
三月三日は桃の節句、ひな祭り。五月五日は端午の節句、こどもの日。
実は今日、九月九日もこれらのように節句が設定されています。
「重陽の節句」です。
旧暦九月九日は、今の時代に当てはめると十月中旬頃。今年でいうと十月十一日です。
まさに初秋。菊が香りを匂わせる頃なので、別名「菊の節句」とも呼ぶそうです。
その別名通り、菊にちなんだ行事や料理で邪気払いをするのだとか。
菊を眺めながら菊酒をいただく「観菊の宴」の開催。
優美な世界ですよね。朝日よりかも夕日が似合いそう。
また、夜には菊湯にゆったりと浸かり、温かいお布団で菊枕を頭に眠る。
菊を目で楽しみ、菊を口で味わい、全身の肌で菊を感じてから、菊の香りを枕に眠りにつく。
菊尽くしのこんな過ごし方、素敵ですね。
九月九日はあと数時間で終わってしまいますが、菊尽くしで過ごすチャンスはもう一度やってきます。
そう、十月十一日。歳時記カレンダーにも「旧九月九日、旧重陽」とあります。
みなさまもぜひ、十月十一日、菊尽くしの一日を楽しんでみてはいかがでしょうか。
それではまた。
最後までおつきあいくださりありがとうございました。
どうぞ良い夕べをお過ごしください。
#16(2/16)