『ふったらどしゃぶり』５話までの感想

『ふったらどしゃぶり』は、雨の演出がとても洒落ている。
雨がわざとらしくなく、さりげないのである。
そう感じるのは、私がこのドラマが好きだからかもしれないけれど。

雨が、整と一顕を引きよせ、距離を縮めるきっかけを作ったり、二人の心に寄り添うように雨が降ったりして、雨のシーンがとても印象に残る。

ストームグラスが結晶を作ったとき、二人は結ばれる。
お互いのパートナーから埋めてもらえなかったものを、二人で埋めたのだ。
だが、二人ともそれを身体だけの関係と割り切ろうとする。
今の生活を壊したくないからだ。
しかし、そう簡単に割り切れるものではなく、その葛藤の最中、二人の関係が、互いのパートナーにバレてしまう。

今後どうなるのだろう？
久しぶりに次回が楽しみなドラマである。