バックテスト入門
こんにちは!しゅわです‼
今回はその手法が本当に勝てるのかを検証するにあたり重要なバックテストの入門です❣
このnoteは、『しゅわと稼ぎ隊』の隊員さん以外にも公開されています。
隊員さん限定noteはギルドに入隊してくださいった方のみに公開しています‼
(入門書を未読の方は👆是非読んでみてください‼また、本気で稼ぎたい‼という強い意志があるのに、まだ入隊していないという方はDMお待ちしています❤)
今回のnoteでは、具体体にストラテジーテスターを用いたバックテストの仕方や、その結果などを紹介します٩(ˊᗜˋ*)و
1.バックテストの必要性
まず、なぜバックテストがトレードをする上で役に立つのかをお話しします‼︎
過去のトレードを振り返って何の意味があるの?
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、インジケーターや裁量でトレードをしている時、
『この手法はそもそも勝てているのか?』
と疑問に思ったことはありませんか?
それです‼
その疑問を明確にし、自身に繋げるために必要なことがバックテストです‼︎
しかし、手作業でトレードポイントを探し検証していくとなると過去数日分の検証であればともかく、1ヶ月、1年、10年と振り返ったら膨大な時間になってしまいます。
また新しい手法やインジケーターのパラメータを試そうとすると時間がいくらあっても足りませんし、リアルタイムに動いていない値足で振り返ってみても、ローソク足の細かい動きをイメージだけで補うのは正確性に欠けてしまいます…
そこで、今回のnoteで紹介するバックテスト方法が.ストラテジーテスターという機能です💕
ストラテジーテスターは、過去のチャートをリアルタイムのように動かして手動や自動でトレードの過去検証を行うことができる機能です。
つまりこの機能があれば、バックテストに莫大な時間をかけることもなく、正確な検証を行うことができるのです‼
勿論新しい手法やパラメータ設定も年単位で遡って容易に確認することができます‼
2.ヒストリカルデータの準備
ストラテジーテスターを使用するためには、ヒストリカルデータ(過去のチャートデータ)が必要になります。
ヒストリカルデータのダウンロードを忘れてしまうと、エラーになってしまうので必ずヒストリカルデータをダウンロードしましょう。
それでは、ヒストリカルデータのダウンロード方法について解説していきましょう。
「ツール」より「ヒストリーセンター」を開きます!!
検証対象の通貨ペア、期間のヒストリカルデータをダウンロードします!!
緑のバーが現れたら問題なくダウンロードできています。
緑のバーが満たされて、元の画面に戻ったらダウンロード成功です❢
ストラテジーテスターが動かない原因で、ヒストリカルデータが見つからないといったエラーが最も多いです。
エラーが出た場合はMT4内にヒストリカルデータが存在するか確認してみましょう!!
3.ストラテジーテスターの検証設定
さて、ようやくストラテジーテスターの説明です!!
今回は分かりやすいようにEA(エキスパートアドバイザー)を例に説明していきます。
MT4上にて、ストラテジーテスターを開きます。
ツールバーにある虫眼鏡のマークがストラテジーテスターです!!
「基本設定項目」では検証ファイル、検証環境を設定できます。
1.検証するファイルを選択します。
ファイルが見つからないときは、「Experts」という名前のフォルダに検証したいファイルが入っているかを確認しましょう。
2.検証したい通貨ペアを選択します。
このときに、選択した通貨ペアのヒストリカルデータが存在しないとエラーを起こすので注意しましょう!!
3.時間軸とスプレッドを指定します。
スプレッドを「0」と設定すると、選択した通貨ペアの現在のスプレッドになります。
4.検証期間と描写速度を指定します。
ビジュアルモードとはチャートを表示するモードです。
速さの調整や指定した期間までスキップすることもできます!!
5.最適化の有無を選択します。
最適化とは選択したパラメータの最適値を見つける機能です。
※過去検証を行う場合、基本はチェックを外します
「エキスパート設定」を押すと外部パラメータの設定が行えます。
「テスト設定」では使用通貨、初期証拠金を指定します。
日本円を指定する場合は「JPY」と入力します。
他には、エントリーするポジションをロングのみ、ショートのみにすることもできます!!
「パラメータの入力」では検証対象のパラメータを入力します。
ここでは、最適化の有無によって入力する箇所が違います。
最適化を行う場合はパラメータの左のチェックボックスにチェックを入れます。
そして、黄色枠の方の「スタート」に初期値、「ステップ」に加える値、「ストップ」に最終値を入力します。
最適化なしの場合はピンク枠の方の「値」に検証したい値を入力します。
「保存」を押すとピンク枠の方のパラメータがSETファイルで保存されます。
また、「読み込み」を押すと保存したSETファイルを読み込み入力することができます。
成果が良かったパラメータはSETファイルとして保存しておくことをおすすめします!!
以上の設定が完了したら、あとは「スタート」を押すだけです!!
「スタート」を押した後、きちんと動作していたら緑のゲージが進み始めます!!
うまく動作していなかった場合はもう一度最初から確認してみましょう。
ビジュアルモードをオンにしておくとチャート上にエントリー・決済した箇所が表示されるので、「どのような状況で負け、どのような状況で勝つのか」を明確に確認することができます。
緑のゲージが満ちて、「ストップ」が「スタート」に戻ったら検証完了です!!
4.検証結果の見方
ストラテジーテスターではEAの検証結果を見ることができます。
それでは、検証結果の見方です!!
「グラフ」では、資金の推移がグラフとして表示されます。
資金の推移を一目で確認することができます!!
今回は資産が増加していますね。
しかし、「稼げてるから早速使おう!」という安易な判断はしてはいけません。
それは、期間が短くグラフからの情報も少なくEAを正しく評価することができないからです。
「レポート」では、検証結果の詳細が表示されます。
EAはレポートの情報をもとに評価をします。
それでは、レポートで注視していく箇所を説明していきます!!
1.純益
指定した期間、パラメータで取引した際に得られる利益。
初期証拠金と純益との割合が利益率となります。
月単位や年単位で見ることで、どれくらい稼げるかを確認することができます。
2.モデリング品質
ヒストリカルデータの精度。
最高が90.00%で、1分足のときは25.00%になります。
モデリング品質が低いと検証結果の信頼度も低くなるため、モデリング品質が低い場合はヒストリカルデータの更新をする必要があります。
3.最大ドローダウン
ドローダウンとは最大資産(累積利益)からの下落率のことです。
そして、最大ドローダウンは一番高かった下落率の割合のことです。
資金管理には欠かせないもので、どれくらいのリスクを受容するのかを示しています。
4.プロフィットファクタ
プロフィットファクタとは総利益と総損失の比率のことです。
数学的な言葉で表すると、「期待値」という言葉で表せます
FXの成績を数値化していて、「1」を上回っていれば利益が出ていることを意味します。
5.勝率
勝率とは勝ちトレード数と総トレード数との割合です。
リスクリワードと並べて評価をしていきます。
リスクリワードとは、1回の取引における「損失:利益」の比率のことです。
「勝率が高ければ良い」ということではないので、他の情報と同じレベルで評価していくことが非常に重要です。
ストラテジーテスターで行うバックテストは非常に多くの情報を得ることができます。
そして、稼ぎ続けるためには信頼のある手法やEAを使う必要性があることも分かって頂けましたか?
(もちろん手法が全てというわけではございません!!)
皆さんも自分の手法やお持ちのEAを是非検証してみてはいかがでしょうか!!
今回は、ストラテジーテスターの基本機能の使い方を紹介しました💕
FXで勝ち続けるためには必ず知っておきたい過去検証方法の1つなため、ぜひ使ってみてください‼︎
今後は、ストラテジーテスターの結果も載せつつ、いろいろなインジケーター、手法の有用性について検証するnoteを公開していきます‼︎
質問やリクエスト等ございましたらTwitterにてお待ちしております❣️