花びん選びって洋服選び?
花をいける花びん、みなさんはどのように選んでいますか?
わたしは、花びん選びに苦手意識がありました。
可愛い花を買っても、「どの花びんにどう飾ったらいいかわからない…」と、花びん選びからフリーズしてしまうことがよくあったのです。
花びん選びは、洋服選びと一緒?
そんなある日。
アパレルで働いていて、花をよく飾る友人と出かけたときのこと。花びん選びの苦手意識を相談したら、あっけらかんとこう言ったのです。
「洋服と同じように考えればいいんじゃない?」
洋服を買うとき、多くの人が、「自分に似合うかな?」「サイズはあっているかな?」などを考えながら選ぶと思います。
友人が言うには、洋服選びの考え方と花びん選びの考え方の基本は変わらないのだそう。
【洋服をただ着る→体を隠す布であればよい】
=【花をただ飾る→水が入る器であればよい】
⬇︎
【似合う洋服が一枚しかないことはない】
=【似合う花びんが一つしかないことはない】
いろんな花びんに、活けてみる
まずは、花に〝似合う花びん〟をいくつか見つけてみたら?と提案してくれた友人。さっそく家に帰り、着せかえをするように同じ花材をいろんな花びんにいけてみました。
すると、不思議。
花びんによって、同じお花の顔や雰囲気がくるくる変わりだしたのです。
どんなふうに飾ろうかな…。
花びんにどっさり活けてみようかな。
2つの花びんで、高低差をつけても。
一輪挿しのように飾っても可愛いな。
自分の気持ちにあわせて、花を選んで、器を選んで…、なんて楽しいんだろう!と知った瞬間でした。
食材が入っていた空き瓶を使うなど、”代用品のフラワーベース”でお花を飾ることももちろん素敵です。
けれど、もう少しお花が喜ぶような、自分もよりワクワクするようなものだったら、今よりももっと、お花と暮らす日々が彩り豊かになるように思います。
おうちの中にいる時間が増えるこの頃。
花選びとともに、花びん選びも、楽しんでみませんか。
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