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誰でもできる!Webライターとして案件を獲得する方法


在宅で働きたいという方って、とても多いと思います。
とくに子育てをされている主婦の方、体調に波がある方、仕事と家庭の両立が大変な方は、「自宅で働けると楽なのに・・・」と考えるのではないでしょうか?

かくいう私も、1歳と3歳の子どもをワンオペで育てながら仕事に行くのは本当に大変でした。

仕事に復帰して1年ほどで、「これはもう無理だ・・・。なんとか自宅でできる仕事を探そう」と決意し、在宅webライターになるという道を進むこととなりました。

仕事を辞めることに反対だった夫を説得するため、昼間は営業事務をしながら、子どもを寝かしつけたあとにライター活動を開始。

webライターは書くだけが仕事ではなく、画像の選定や貼り付けをしたり、Googleマップを埋め込んだりといった作業が含まれることもあります。

慣れない作業に、締め切り前は深夜2時くらいまでかかって、朝は5時起きで本当に大変でした。

でも、ライターとしての基盤を築き、「昼間の仕事を辞めても同じくらいの収入をもらえるよ」と夫に納得してもらうため必死で頑張りました。

思っていたよりも順調に案件を受注でき、夜だけの活動でも毎月4〜5万円はもらえるように。

そしてwebライターを目指してから1年ほどで、昼間の仕事を退職してwebライター1本で働けるようになりました。

今日は、そんな私がどうやってライティングの案件を獲得していったかについてお話ししたいと思います。

これからwebライターを目指される方、在宅ワークを検討されている方のお手伝いになれば嬉しい限りです。


最初の仕事はクラウドワークスを利用


webライターになるための第一歩はクラウドワークスでした。
登録してすぐに数件応募し、1件の案件を獲得しました。
文字単価は0.5円だったような気がします。

ジャンルはグルメ記事で、「広尾のラーメン人気店5選!」みたいな内容だったと記憶していますが、これが思っていた以上に大変でした。

お店を選定するだけでも時間がかかる上に、それぞれのお店の目玉商品や店内の雰囲気をまとめ、写真を保存してアップし、Googleマップを埋め込む。

お金にならないライティング以外の作業に時間がかかるかかる・・・。
3000文字書いてもたったの1500円、さらにそこから手数料が引かれるので、
苦労したのに1000円ちょっとの報酬でした( ;  ; )

「今は時間がかかるけど、慣れてきたらもっと多くの記事をこなせるはず」
「今はお金よりも経験が大切」

そうやって前向きに考えていたので、挫けることはありませんでした。

クラウドワークスは手数料が取られるのが難点ですが、はじめの一歩には欠かせないツールです。

文字単価が低い案件はわりと簡単に採用してくれるので、ライター未経験の方はぜひチャレンジしてください!

「そんなしょぼい金額じゃやりたくない!」と思うかもしれませんが、これは今後あなたがwebライターとして自分を売り出すために必要なポートフォリオの1つになります。

そして、画像やマップの貼り付け方が必要な案件の場合、ライティング以外のスキルも無料で教えてもらえることになるんです。

最初から高単価を狙いたいところですが、未経験者はまずwebの仕組みやライティングに慣れ、「未経験→経験者」になることが大切だと思います。

企業と直接契約して継続的に案件をもらう

クラウドワークスの仕事をしながら、「在宅ライター 求人」などで検索して新たな仕事を探しました。
そして、企業が募集している求人に応募しテストライティングを受け、合格して専属の契約ライターになることに成功。

そこからは5〜8件ほどまとめて依頼をいただけたので、昼間の仕事をしながら、子どもを寝かしつけたあとに執筆活動していました。

ライティングの仕事を初めて3ヶ月目くらいには、月収2〜3万円をもらえるようになっていました。

ライターステーションに登録!そして退職を決意

ライターステーションは、完全在宅で働けるライター募集の求人サイトです。
登録するにあたってテストライティングがありました。
まず、自分が得意なジャンルを登録するのですが、私はこれまで執筆したグルメや不動産などを選択。

すると、選択しなかった美容系をテーマにテストが行われました。

題材は自由だったので、私は大好きなメーカーの化粧水をオススメする記事を執筆。
3日くらいかけて4000文字くらいの記事を書き、何度も何度もリライトして提出し、無事クリアしました。

テストライティングは、1日で書き上げても1日寝かせることがポイントです。

書いている最中は、いくら読み返しても正しい判断が難しいことがあります。
翌日、クリアになった頭で読み返すことで、読みづらさや誤字脱字に気づくことができます。

さらに家族や友だちに読んでもらい評価してもらうと、合格率が確実にアップするでしょう。

ライターステーションでの最初の仕事は、プリンターのインクを紹介する記事の依頼でした。
ライターステーションは依頼が細かく、ペルソナや競合サイトの記事なども添付されていて、構成ごとの文字数指定などもあります。

インクの知識なんてまったくありませんでしたが、とても丁寧で親切な編集者さんだったので、初めての仕事も問題なく納品できました。

納品してすぐに、担当者の方から

「読みやすくてとてもわかりやすい記事です!また依頼させていただきます!」
とメッセージをいただき、滞りなく順調に案件をいただけました。

「もっと執筆に時間がさければ、ライターステーションだけで月収10万円は超えそう!」と思い、この時点で退職を決意。

夫も最初は納得していない感じでしたが、わたしの意思が固いと判断して諦めてくれました(笑)

退職日の待ち時間に応募した求人が大あたり!

会社を辞める最終日は、その月に退職する人を集めた退職金の説明会がありました。
説明会が始まる待ち時間にスマホをチェックしながら、indeedに掲載されていたwebマーケティング企業のライター求人に応募。
テストライティングの返信がきたので、めちゃくちゃ力を入れて執筆しました。

テーマは、「仕事 つまらない」というキーワードで検索する人が読みたくなる記事を4000文字前後で書くというもの。

わたしは「仕事がつまらない人がやってはいけない5つの行動パターンと解決法」というタイトルで、3日間かけてライティングしました。

1日目は検索ワードで上位ページにある記事を5つくらい読んだあと構成を組み、執筆をスタート。
2日間かけて書いたあとは、まさに「仕事がつまらない」と悩んでいた夫に読んでもらい、「そうそう!ほんとこれ」とお褒めの言葉をいただき納品(笑)

テストに合格し、オンライン面談をして無事に契約となりました。

ここは1文字1円と高単価ではありませんが1度も差し戻しがなく、書いた分だけの報酬をいただけました。
わたしは転職サイトを担当していましたが、初月は20記事で10万円近く、ライターステーションと合わせると20万円くらいの月収だったと思います。

フリーランスとして起業したわたしのwebライター人生は、まずまずのスタートを切ることができました。

一定の経験を積んだら、企業に直接応募するのがオススメです。
手数料は取られませんし、継続して依頼がもらえることがほとんどですから。

ただし、条件がいい求人は「経験者」を募集しています。
ですので、単価が低くてもいいので経験を積むことが重要です。

経験さえあれば、「webライター経験者」として、好条件の案件に応募できる資格が得られます!

webライターとして起業し半年で月収70万円達成!

当時は子ども2人を保育園に通わせながら、9時から5時半くらいまでみっちり働いていました。
主にライターステーションの仕事と転職サイトの仕事に力を入れて、それでも更に案件はないかと求人に応募する日々。
多いときで4社ほどと契約して働いていました。

出版社の業務委託にも応募し、クリニック取材にもチャレンジ。
この頃が一番チャレンジ精神旺盛に、
「もっといい記事が書けるようになりたい!」
「webライターとして確実な地位を得たい!」
と頑張っていたと思います。

ライターステーションでは、わたしの評判(自分でいう?)を聞いた編集者の方々から次々と依頼が殺到していました。
正直、特別ライティングが上手というわけではなく、正確に丁寧に、納期はしっかり守って、きめ細かいコミュニケーションをとってきたおかげだと思います。

ジャンルは建設や不動産、着物レンタル、ビジネスフォン、不妊治療、インプラントなどなど。

ビジネス系の仕事は本当に難しく時間がかかりましたが、自分が納得するまでサイトを読んで噛み砕き、その道の未経験者が読んでも理解できるような記事が書けるよう努力していました。

このときに、初めてWordPressを使用
自分の書いた文章をwebサイトで見たときの感動は、今でも忘れられません。

あるとき、1案件で30万円の依頼をされました。
ほかにも仕事を抱えていたので20万円分だけ引き受けましたが、完全キャパオーバーしてしまい、1日の睡眠時間が4〜5時間くらいになり体調を壊したのです。。。

取引先を1社に厳選してスローペースに活動

20万円の大型案件が終わり、「ようやくゆっくり眠れる!」と思ったのですが、眠いはずなのに朝3時に起きてしまうという日々に悩まされました。

「仕事が終わらない!」と焦って、朝早く起きて仕事をしていたのですが、その習慣が尾を引いてしまい不眠に悩むことに。
無理をしちゃいけないと深く反省し、依頼が安定していた転職サイトの仕事のみを引き受けるようにしました。

ここは文字数が少なくてもオーバーしてもOKで、書いた文字数分だけ全額報酬がもらえる太っ腹な委託先だったので。
また、一定の記事数を達成したら特別報酬もあり、1日2記事書けば月20万くらいになりました。

5年間のwebライター生活を終えて思うこと

取引先を1社に絞ってからは、本当に平穏というか、刺激のない日々を過ごすことになりました。
以前のようにライティングの勉強をすることもなく、マーケティングの本を読むこともなく、ただただ報酬のために機械のように働いていました。

そんな色褪せたような毎日が苦痛で、自分でサイトを運営しようかと思った時期もありました。
クラウドワークスをワーカーとしてではなく、クライアントとして登録し、webライターさんを募集し依頼した経験もあります。

しかし、家で一人で働くことに疲れを感じはじめ、下の子が小学1年生になり夏休みが終わったタイミングで就活に踏み切りました。

完全成果主義の仕事は『学ぶ時間<お金になる時間』となってしまい、ついつい少しでも多く稼ぐことを優先してしまいます。
わたしの性格上、これは仕方ないのかもしれません・・・。
子ども2人を育てるために、少しでも多く生活費を稼ぎたい!と思っていましたから。

これからはクリニックの医療事務として、決められた時間のみの仕事になるので、仕事がない時間を学びの時間に変えていきたいと思っています。
またいつか、Webライターとして仕事をするかもしれませんが、今は仕事じゃなく趣味として好きなことを書いていきたいな。

あなたがwebライターになりたいと思っているなら、今すぐスマホやパソコンを開いて、求人に応募しまくってください!
きっとご縁があるクライアントさんがいるはずです。

それから、ポートフォリオがなくても簡単に作ることができます。

自分でテーマを決め、3000文字くらいの記事を書いてみればいいんです。

もしあなたが、美容系のライターになりたいのであれば美容記事を、転職系なら転職にまつわる記事を、自分で検索ワードを決めて書いてみましょう。

実際にわたしも、「中小企業から大企業 転職」や「webマーケター 未経験」などのワードでたくさんの記事を書いてきました。

ポートフォリオがないとだけで応募しないのはもったいない!

そして1番大切なのは、ダメもとでチャレンジする気持ち。

とくに未経験者の場合は、「10件応募して1件返信がくればいい!」くらいの気持ちで、前向きに考えることが大切です。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。


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