逆子ちゃんの原因
逆子が心配
「逆子って診断されたけど、治るか心配」
「帝王切開じゃなく、自然分娩で産みたい」
逆子ちゃんなんですという妊婦さんが多いように思います。
夏は冷房で、冬は純粋に気温もありそうですね。
逆子は96%治る
27、28週頃にからだが1kgを超えるほど大きくなってくると、出産に向けて頭位に固定される赤ちゃんが多くなります。30週で頭位になっているのはおよそ85%ですが、34週ごろになると90%以上になり、予定日間近の36週になると約95%という具合にほとんどの赤ちゃんが分娩前までに頭位になってくるんです。
5%の赤ちゃんが逆子のままというのは、原因は分かっていません。ただ筋腫などがあって子宮が変形していたりとか、前置胎盤、多胎妊娠、胎児の発育遅延、水頭症などがあると、逆子のリスクが高くなると言われています。
逆子の原因は?
逆子になる原因は未だにハッキリとは解明されていませんが、可能性として挙げられているものがいくつかありました。
まとめてみると、
・血行不良
・ストレス・疲労・食生活(自律神経の乱れ)
・骨盤の歪み(筋力低下)
お腹の中の居心地が悪いと言われますが、
赤ちゃん的には、逆子の姿勢の方が、居心地がいいんですよね。
(人の行動には、意味がありますね)
血行不良
ママの血や熱が、頭など上半身に集中している状態。
東洋医学では、「気逆」と呼ばれる状態です。
本来は全身を巡っていなければいけない、栄養分や血液が肩から上にだけ集中してしまっている状態です。体に熱を運ぶ血液が上半身にだけ集中しているので、下半身は冷えてしまっています。赤ちゃんは温かい熱を求めて、上へ上へ行こうとしている状態です。
冷えが直接的に逆子の原因となる訳ではありませんが、冷えにともなっておなか周りの血行が悪くなると、筋緊張が生じ、逆子のリスクを高めます。なぜなら、冷えによって子宮や子宮周囲の筋肉が固くなると、子宮が収縮するため、赤ちゃんが自由に寝返りを打てなくなるからです。
・生活習慣などからくる自律神経の乱れ
・ホルモンバランスの低下
・運動不足による筋肉量の低下
・姿勢不良から来る筋肉の硬さ
特に妊娠をすると、姿勢が悪くなったり、運動量が減るので、骨盤の周りにある筋肉量が落ちてきます。筋肉量が落ちると、熱を作られなくなり、「冷え」が出現します。東洋医学では、「冷え」も万病の元と言われていて、不具合が生じている場所には必ずと言っていいほど冷え(血行不良)が見られるものです。月経痛や月経前症候群、子宮内膜症や子宮筋腫など、婦人科系のお悩みを持つ女性の多くに冷えが見られるとされています。
諸説ありますが下半身が冷えた状態だと子宮は縮こまります。子宮が縮こまった状態だと、
・自由に寝返りが打てない
・骨盤のある側は狭くなり赤ちゃんはそこに頭を置くのを嫌がる様になり、スペースに余裕のある上側に頭を置こうとします。
・赤ちゃんは大事な頭を守る為自然と温かさを求め新鮮な血の流れる心臓側に頭を向ける傾向にあるみたいです。
自律神経の乱れ
妊娠中はホルモンの影響や自律神経の関係でのぼせが出やすくなります。のぼせは熱が上に上がった状態。逆に言うと下半身は冷えてる事になります。
ストレスは万病のもとと言われますが、逆子に関してもリスクファクター(危険因子)となります。ストレス状態が継続すると、自律神経の内、交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、血管が収縮し血行を阻害します。それによって子宮周りの血液循環に悪影響を及ぼし、子宮が固くなって逆子のリスクを増すという訳です。
また、東洋医学の世界では、悩み事や不安があると、頭に熱が上るとされています。それによって子宮周りが冷えてしまうと、やはり逆子のリスクが増すのです
筋力低下による骨盤の歪み
ママの体力が落ちてしまっているため、下腹部の支えが弱い、子宮周りの筋肉の緊張が強い状態です。
「気虚」と呼ばれる状態です。本来は赤ちゃんを守る揺りかごである子宮が、ママの体力が落ちているために弱くなっています。赤ちゃんは下に落ちないように、上部にしがみついてる状態です。
また余計な水分や排泄物が赤ちゃんの動きを邪魔している。
「水滞」と呼ばれる状態です。水分に限らずお腹の中に余計なものが溜まっており、それが赤ちゃんの自由な動きを邪魔しています。余計なものは体の下のほうに溜まりやすいため、赤ちゃんは空いている上の方でじっとしている状態です。
対策
・子宮を収縮させず、お腹にスペースを作る。
・羊水の量を保つ
子宮が収縮すると、子宮の中が狭くなるため、逆子の可能性が高まります。では、子宮の収縮を防ぐにはどうしたらよいのでしょう。
こちらの記事へ
日常生活でできる逆子の治し方↓
https://note.com/hana_hug/n/na388db66dd8c
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