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【保育士おすすめ!】親子で遊ぶ ふれあいあそび

小さい子は、先生やお父さんお母さんと遊ぶのが大好きです!今回は、お子様とたくさんコミュニケーションをとれる『ふれあいあそび』をご紹介していきたいと思います。普段「子どもと何をして遊べばいいかわからない…」という方にもおすすめです!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

『ふれあいあそび』って?

 ふれあいあそびとは、その名の通り触れ合って遊ぶことです。友だち同士や、先生と園児、親子など様々ですが、ここでは『親子で遊ぶふれあいあそび』にスポットをあてていきたいと思います。ふれあいあそびには、手遊びや、音楽に合わせて振付をするもの、歌を歌いながら遊ぶものなど様々なものがあります。どの遊びにも共通しているのが、コミュニケーションをとりながらスキンシップを楽しむということです。
 赤ちゃんやお子様は、お父さんお母さんが優しく触れてくれることをとても幸せに感じます。楽しい気持ち、うれしい気持ち、そしてお父さんお母さんのことが大好きな気持ちがぐんぐん育ちます!

歌が苦手なのですが…

 歌があまり得意ではない方もいると思います。ですが、ふれあいあそびは歌の上手さは重要ではありません。歌は遊びに必要な材料にすぎず、大切なのはお子様とスキンシップを楽しむことです。もっと言えば、お子様が楽しんでくれて、自分も楽しくできるかどうかが大切です♪
なので、歌の中でお子様が気に入った部分を繰り返したり歌詞に登場する物をお子様が好きなものに変えたりお子様が好きなスキンシップ(例:こちょこちょ)に変更するなど、アレンジを加えて遊ぶのもおすすめです。

【いないいないばあ】

  みなさんがよく知っている【いないいないばあ】。一度はやったことがあるのではないでしょうか。これも立派なふれあいあそびになります。意外と思われるかもしれませんが、赤ちゃんとコミュニケーションをとる手遊びです。
 いないいない…と言いながら顔を隠し、ばぁ!と言って出てくるシンプルな遊びですが、色々なアレンジをすることができます。いくつかご紹介したいと思います!
・お子様のお顔を、いないいない…
普段は自分の顔を隠しますが、お子様のお顔を隠します。お父さんお母さんの手が触れることが嬉しくて、もうニコニコしてくれる子もいますよ。
なかなか出てこない「いないいないばあ」
いないいない…と顔を隠すものの、すぐに「ばあ」と出ないようにします。月齢が高くなってくると、なかなか出てこないことを不思議に思い、「ん!ん!」と催促をしてくれたり、隠している手をどかして「ばあ」をさせてくる子もいて面白いです。
動物に変身!
いないいない…と顔を隠し、「ばあ」ではなく動物に変身します。「ぶー」とブタさんになりながら指でブタの鼻を作ったり、「にゃー!」とネコさんになりながら招き猫のような手をしたり、「ぴょんぴょん!」とウサギさんになりながらウサギの耳を作ったり。「次は誰かなー?」という声をかけるとお子様の期待やドキドキも膨らみます!

【ラララぞうきん】

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 お子様を雑巾にしてしまう歌です(笑)とても明るい曲なのと、同じメロディを繰り返すだけなのでとても覚えやすいと思います。つついたり、身体をくすぐったりたくさんスキンシップをとることができます!寝転んで行うので、赤ちゃんも幼児さんも遊ぶことができます。子ども受けは抜群です!慣れてくると次に何が来るのかわかるようで、歌う前からニヤニヤしだす子もいてとても可愛いですよ。
≪歌詞≫
※[ラララぞうきん ラララぞうきん
ぞうきんを]
ぬいましょう
ちくちくちくちく ちくちくちくちく
ちくちくちくちくちーくちく (一本指を針に見立て、身体をツンツン)
※繰り返し あらいましょう
ざぶざぶざぶざぶ ざぶざぶざぶざぶ
ざぶざぶざぶざぶざーぶざぶ (身体をもみもみ(こちょこちょ))
※繰り返し しぼりましょう
ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ
ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ ぎゅっぎゅっぎゅ (両足を持って下半身を左右に軽くねじります)
※繰り返し ふきましょう
ごしごしごしごし ごしごしごしごし
ごしごしごしごし ごーしごし (身体をごしごし擦ります)

通常ここで終わりのことが多いですが、お子様が喜んでいるようであれば
もう一度「あらいましょう」⇒「しぼりましょう」⇒「干しましょう」
パタパタパタパタ パタパタパタパタ(身体を軽~く叩く)などと続けて遊ぶこともあります♪

【きゅうりができた】

 赤ちゃん・乳児さん向けのふれあいあそびですが、歌詞の意味がわかってくる幼児さんにもおすすめです。
≪歌詞≫
きゅうりができた きゅうりができた (足をゆらゆら)
きゅうりができた さあたべよ
塩ふって パッパパ (身体に触れながら塩を振る真似)
塩ふって パッパパ 塩ふってパッパパ
パッパパッパパ
いたずり キュッキュキュ (身体をゆっくり擦る)
いたずり キュッキュキュ
いたずり キュッキュキュ
キュッキュッキュッキュキュ
トントン切ってね トントン切ってね (チョップの手でそっと身体を切る)
トントン切ってね
トントントン
おててをぱっちん(手を合わせる) いただきまーす!
パクパクパクパク!! (食べる真似をしながらくすぐる)
最後のくすぐりは、子どもが喜んでいたら「おいしいきゅうりだなぁ!おかわりしちゃおう!」と言いながらもう一度くすぐったりしています♪

【バスにのって】

 保育園や幼稚園では、乳児さんも幼児さんもみんな大好きだったふれあいあそびです。「バスにのってゆられてる ゴーゴー!」という明るい歌詞で、曲が始まるとすぐに「あ!」と言いながら、先生の足の上に子どもたちが大集合していました!
 お父さんお母さんは足をのばして床に座ります。その足の上にお子様に座ってもらいます。足の先から太もも部分までどこでも座れますが、揺らしたり傾けたりするので、お子様をしっかり持てる位置がいいと思います。
歌詞の一部と振付をご紹介します!
バスにのってゆられてる (リズムに合わせて足を上下に動かす)
ゴーゴー! (手をグーにして、上に2回あげる)
そろそろみぎにまがります 3!2!1!うわー (お子様を右に傾ける)
そろそろでこぼこ道です 3!2!1!うわー (足をガタガタ揺らす)
他にも上り坂、下り坂、急カーブなどが出てきたり、オートバイが出てきて避けたり…最後は止まっておしまいです。みんなが知っているバスなので、親しみがあり、揺れたり傾いたりするのがアトラクションのようでとても好評でした。曲が終わるとすぐ「もう一回!」なんて声も聞こえ、やっているほうがヘトヘト…なんてこともありました(笑)

最後に…

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 いかがでしたでしょうか。昨今では感染症が流行しているということもあり、残念ながら他者との触れ合いが減ってしまっています。また、マスクをしていて表情がわかりづらいということもあります。ですので、おうちで『ふれあいあそび』をするときは、お子様としっかりと目を合わせ、微笑みかけたり、一緒に笑ったりしながらやってみてくださいね。
 ふれあいあそびはまだまだ色々あります。今回は書ききれなかったので、またご紹介していきたいと思います。ぜひ読みに来てくださいね!
 お子様だけでなく、お父さんお母さんにも楽しい素敵な時間になりますように!



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