胎内記憶って本当にあるの?聞き方のコツ
こんにちは!先日、胎内記憶についてのエピソードをご紹介いたしました。今回は、お子さんに胎内記憶のことを聞く際の、一般的に言われているコツや注意点をご紹介したいと思います。もしいつかお子さんに聞いてみたいなと思っているお父さん・お母さんは、早めにコツや注意点を知っておくといいのではないでしょうか♪
前回の記事→→【体験談】胎内記憶って本当にあるの?
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
年齢は2歳後半~3歳頃
生まれてきた子の3人に1人の割合で記憶が残っているというデータもある『胎内記憶』。そんな胎内記憶は、3歳前後~4歳前には消えてしまうと言われています。そのため、忘れないようにできるだけ早い時期に聞いてみたくなるのですが、あまり早すぎるとお子さんは覚えていても自分の言葉でうまく話すことができません。なので、話すことが上手になってきた2歳後半~3歳頃がおすすめです。
事前に様子を伝えない・話さないこと
「あなたがお腹の中にいるときに、この歌を歌っていたのよ」「あなたがお腹にいるときに、パパが「おーい!」って話しかけていたのよ」などとお腹の中にいたときの様子を話したり、「赤ちゃんはお空からお母さんのお腹の中に来る」など誕生に関する絵本やテレビなどを見せない方がいいと言われています。
理由は、『話した内容がそのままお子様の記憶として残ってしまう可能性がある』からです。胎内記憶を聞きたい場合は、お子さんに妊娠・出産関係の話を話さないでおきましょう。
聞くのは1度限り
これがとても不思議なのですが、うちの場合も、幼稚園・保育園のお母さんたちの話でも、『子どもが胎内記憶を話してくれたのが一度限り』なんです。一説によると、胎内記憶に限らずどんなことでもなのですが、話すことで脳がその内容を消化するそうです。つまり、胎内記憶を一度話したことにより、脳が「話せた。終わった!」と感じ、消化してしまうようです。なんだかもったいないことですよね…(涙)
また、何度も聞くことでお子さんがお話をすることが楽しくなり、空想を交えたり、わざと大げさに言ってみたりすることもあるようです。ですので、聞くのは1度限りがいいそうです。もし胎内記憶のことを自分で聞きたい場合、祖父母などには口止めしておく方がいいかもしれませんね。
話を真剣に聞く
すぐに話し出してくれなくても、逆にすぐにペラペラと話してくれたとしても、お子さんの話は真剣に聞きましょう。テレビやスマホを見ながらだったりすると、気を引きたくて大げさに話すこともあり得ます。
また、例えば「お空から滑り台で降りてきた」と言ったことに対して「そんな長い滑り台なんておかしいよ」と答えたり、「お腹の中でおもちゃで遊んでいたんだー」と言ったことに「お腹の中におもちゃは持って入れないよ」と言うなど、否定することもやめましょう。
言っても信じてもらえないなと思うと、話すことをやめてしまうかもしれません。
YES、NOで答えられる質問をするのではなく、言葉やしぐさで答えられる質問をする
質問をするときに、なるべくお子さんが答えやすいようにYES、NOで答えられる質問をしてしまいがちですが、それでは覚えていなくても適当に答えてしまうなど、正確な答えが返ってこないそうです。
例えば、『ママのお腹の中は温かかった?』や『ママ、あなたがお腹にいるときにお歌を歌っていたの聞こえてた?』などは「うん!」と答えられてしまうので、よくないようです。
『ママのお腹の中ってどんな感じだったの?』『何をしていたの?』という聞き方をすると、「あったかかったよー!」とか「お水があってー」と答えてくれる子が多いようです。また、体育座りをするなど、しぐさで教えてくれる子もいるようです!
リラックスしているときに聞く
お子さんが胎内記憶について教えてくれたのは、リラックスしているときが多いそうです。実際私の場合も、教えてくれたのはお風呂中でした。他にもお布団の中とか、夕飯を食べている最中に急に話し出したというお母さんたちもいました。お風呂やお布団は温かく、お母さんのお腹の中にいたことをふと思い出すのかもしれませんね。
また、お子さんが話し出したら記念に動画を撮りたくなるかもしれませんが、ばっちりカメラを向けることで話さなくなってしまったという残念なエピソードも聞きました。緊張してしまったのだと思います。また、逆に張り切って話し出して、空想の世界に行ってしまった子も…(笑)ですので、リラックスした環境を保つためにも、カメラを向けるのは我慢しましょう。『セットしておいたビデオカメラを遠隔で録画開始しました!』や、『スマホのボイスレコーダーで音声だけ録音しました!』というお母さんたちもいるようです!なるほど!と感心です。
お子さんならではの言葉で教えてくれることも!
話してくれたときも、その子によって表現の仕方は様々です。大人の方も想像力を膨らませて聞きましょう!
例えばお子さんが「なわとびをしていたよ!」と言ったとします。
お腹の中に縄跳びなんてないから、空想かぁ。残念。と思うのはもったいないです!『へその緒』と言う言葉を知らなくて『縄跳び』と表現した子もいます。
他にも、「知らないおじさんがいたから怖くて泣いちゃった!」と言っていることが、出産時に取り上げてくれた産院のおじいちゃん先生のことだった。ということも聞きました。
お腹の中のことだけでなく、出産時のことを話してくれる子もいるようなので、大人の方も、もしかしたらあのことかな?と想像しながら聞くと楽しいのではないでしょうか。
話してくれたらラッキー!
いかがでしたでしょうか?『胎内記憶』についてはまだ研究中で、科学的な根拠は解明されていないようなので、都市伝説のような、神秘的なものになっています。また、事実なのか空想なのかを確認するのも難しいため、信じない方もいるようです。また、お話したように全ての子が覚えているわけではなく、覚えていても言葉やしぐさで表現できない子もいます。ですので、あまり期待しすぎず、「話してくれたらラッキー!」くらいの気持ちでいましょう。もし話してくれなくても、決してお子さんを怒ったりしないでくださいね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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