見出し画像

【保育士おすすめ!】赤ちゃんが喜ぶ 手作りおもちゃ

 おもちゃやさんや、ネットなどでたくさんのおもちゃが販売されていますよね。発達に合わせて作られたものや、赤ちゃんの喜ぶしかけがついているものなど色々ありますが、費用をかけなくても赤ちゃんが喜ぶおもちゃが簡単に作れます!今回は、自分の体験や、保育園での様子も交えてお話していきたいと思います!

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

手作りおもちゃって?メリット・デメリットは?

 手作りおもちゃとは、廃品や簡単な材料を使って手作りをするおもちゃです。大変そうなイメージがあるかもしれませんが、物によっては誰でも簡単に作れます。「喜んでくれたらいいな」と想像しながらコツコツ作るのはとても楽しく、喜んでくれたときはとても嬉しいですよ!また、幼児さんくらいに大きくなると、親子で一緒に作ることもでき、お家時間を楽しく過ごすことができるのでおすすめです♪
 メリットは、
・ほとんど費用をかけずに作ることができる
 牛乳パック、ティッシュ箱、ペットボトル、お菓子の空き箱、お肉やお魚のトレーなど、主に日常で捨ててしまうような廃品を使って作ることができるので、おもちゃを購入するよりも費用をかけずに作ることができます。
・お子様好みに作ることができる
 市販のおもちゃと違い、自分で作ることでお子様の好みに近づけながら作ることができます。好きな色を使ったり、動物など興味があるものをメインにしたり、様々なアレンジをすることができます。
・愛情を感じることができる
 赤ちゃんの時は誰が作ったかわからなくても、少し大きくなったときにお話したり、アルバムで写真を見たりしたときに、「私のために作ってくれた」と喜び、愛情を感じることができるでしょう。

デメリットは、
・手間がかかる
 
ただでさえ忙しい子育ての最中に、手作りおもちゃを作るのは手間がかかってしまいます。材料集めから始まり、足りない材料は購入しに行ったり、いざ作るときにも手間がかかります。お父さん・お母さんが無理をしてまで作る必要はないと思います。

・安全面に配慮しなければならない
 
市販のおもちゃは安全に関する厳しいチェックをクリアしてから販売されていますが、手作りおもちゃは安全に配慮して製作し、遊ぶ際も思わぬ事故に気をつけなければいけません。市販に比べて耐久性が低いこともあります。舐めることを考えてボンドを使用するのを避けたり、噛んだり落としたりしたときに壊れてケガをしないようにしたり、使用するものによっては塗料が落ちたり、小さいものが誤飲に繋がることも考えられます。特に誤飲は命に関わります。磁石を飲み込んでしまったり、ペットボトルのキャップを飲み込んで窒息してしまうということも考えられます。なんでも口に入れてしまう時期は特に使用する素材には十分配慮し、目を離さずに遊びましょう。

キラキラ☆ウォーターボトル

画像1

 視力が発達し色々なものを目で追うようになる頃から、物が掴めるようになる5、6ヶ月頃、中身をしっかり理解することができる2歳頃まで長く使えるのがウォーターボトルです。とても簡単にできるので、おすすめです!
☆材料☆
・蓋がしっかり閉まるプラスチックの空き容器。洗って乾燥させる。
 R-1の飲むヨーグルトボトルがおすすめですが、小さいペットボトルでも。
 500mlのペットボトルは少々重いかもしれません。
・洗濯のり
 100均など安いもので十分です。
・水(水道水)
・ラメ、ビーズ、スパンコール、ぽんぽん、ストローを切ったもの など
 
プラスチックなど水に溶けないもので、キャップ部分から中に入るもの
 様々なサイズ、重さを用意すると面白いです。
・ビニールテープ
 これも100均など安いもので大丈夫です。色もお好みで。
・マスキングテープ(なくても可。お好みで)

☆作り方☆
容器の3分の1~半分ほど、洗濯のりを入れます。この洗濯のりの量によって、後で入れるビーズなどの落ちる速度が変わります。いくつか作る場合は、洗濯のりの量を変えると面白いですよ!
容器の上の方まで水を入れます。ビーズ等で多少かさが増えますので入れすぎ注意!
ラメ、ビーズ、スパンコールなど用意したお好きなものをお好きなだけ入れます。特にラメはキラキラしてとてもきれいなのでおすすめです!私はどれも100均で用意しました。色々な色のものを入れてもキレイですし、同系色でまとめるのもとてもキレイでした!
できるだけ満タンまで水を入れ、キャップを閉めます。空気は少ないほうがいいので、溢れないように水量を調節しながら入れましょう!キャップはもう二度と開けないくらいの気持ちでしっかり閉めてください!!
キャップの周りにビニールテープを巻きます。このとき、もしキャップが空いてしまう心配があるのであれば、ボンドをキャップの隙間に入れて乾かし、完全に開かなくなるようにすると良いです。ただ、本当に開かないので、捨てるときにものすごく苦労します・・・(経験者)舐めてボンドを口にしないよう、ボンドで接着した場合もビニールテープを巻きましょう!
お好みでビニールテープの周りにマスキングテープを巻いたらできあがり!マスキングテープを巻いた場合は、舐めたときに塗料が落ちたり、溶けてしまうことがあるので遊ぶ際は舐めないように気を付けてください。
できあがり!!10分かからず1本作り終わるかなと思います。
 キラキラするラメや、ひらひらと落ちてくるビーズなどを赤ちゃんと一緒にお楽しみください!少し大きくなって小さいものがつまめるようになると、一緒に作っても楽しいですよ。保育園でも人気のおもちゃで、いつまでも眺めている子もたくさんいました!

水の感触を楽しもう!ウォーターマット

 春から夏におすすめなのは、ひんやり冷たいウォーターマットです。タプタプとした水の感触を手や足など全身で感じることができるこの手作りおもちゃ。赤ちゃんから幼児さんまで楽しむことができます!
☆材料☆
・二重チャック付き袋(ジップロック等)
2枚
 大きめサイズが楽しいです!
 又は、〇〇圧縮袋(空気を抜く弁がついていないもの)2枚
 大きいと重くて動かしにくいので小さいものがおすすめ。衣服用など。
 ※上記どちらかでOKです。
・中身(一例)
  スーパーボール・小さい魚や海の生き物の人形・水風船など
 梱包材のプチプチや、食品トレーに油性マジックやクレヨンで絵を描いて切って入れても面白いです!
・水彩絵の具(水に色を付けたい場合。お好みで!)

・養生テープやガムテープ
 
幅の広いもので、おすすめは白や透明です。
・水(水道水)
・掃除機

☆作り方☆
チャック付き袋に用意した「中身」(おもちゃ類)を入れ、そこに水を入れます。お風呂場で、シャワーを使って入れると楽ですが、大きい袋の場合動かすのがとても大変になりますので注意してください!
中の水に色をつけたい場合は、ここで水彩絵の具を入れます。
できるだけ空気が入らないよう、空気を抜きながらチャックを閉めます。この際、掃除機を使って水を抜くと良いですが、水を吸ってしまうと掃除機の故障に繋がりますので十分ご注意ください。
先ほどの水が入った袋の上に、もう一枚袋をかぶせます。かぶせたら同じくしっかりとチャックを閉め、最後に端を折り、テープでしっかりと止めます。
できあがり!
 手でタプタプをした水の感触を楽しんだり、中に入れたものを触ろうとしてみたり、足で踏んでみたり、ごろんと寝転んだり!うちの子は不思議そうな顔をしてペチペチ叩いていたり、マットの上で身体を揺らしてぽよんぽよんする感触を楽しんでいました。お子様と一緒に遊んでみてくださいね♪

赤ちゃんはじめてのおもちゃに♪キャンディにぎにぎ

画像2

 生後数ヶ月頃から、赤ちゃんは少しずつ物を持つことができるようになります。手のひらを刺激することは、脳にとてもいいんです!ご紹介するのは、はじめてのおもちゃにぴったりの、キャンディにぎにぎです。市販のおもちゃがまだ重くて握れなくても、こちらのキャンディにぎにぎなら赤ちゃんの手に合わせた小さめサイズなので、軽くて持ちやすいようです!少し手間はかかりますが、赤ちゃんがギュッと握ってくれたときは、とてもうれしいですよ!
☆材料☆
好きな柄の布(綿100%がおすすめ。私はダブルガーゼで作りました!)20cm×8cmくらいの長方形(長方形であればサイズはお好みで!)
・裁縫セット(針・糸・ミシン)
・リボン(あれば)
・中身(感触が楽しめるものなんでも)
 ☆お米・小豆など(虫がわかないようにフライパンで炒る)
 ☆細かく切ったストロー 
 ☆ビーズ ☆綿 ☆梱包材のプチプチ(くるくる丸めて詰めます) ☆鈴 など

☆作り方☆
長方形の布を、表と表が合わさるように、縦に長くなるように半分に折ります。折ったら手縫いでもミシンでもOKなので、一辺を残して縫います。手縫いの場合、中身が出てこないように細かく縫います。ほつれないように返し縫も忘れずに!縫ったら表面が外側になるようにひっくり返します。
ギャザーの部分を作ります。中身を入れる側のギャザーはあとから作るので、反対側の部分から作ります!端から3cmくらいのところをじゃばら折りにし、手縫いで固定します。糸を巻いたあとに玉結びをして、しっかり固定します。キャンディーの端っこの部分になるように。(まだ片側だけで!)
中身を詰めます。また反対側にギャザーを作るので、入れすぎないようにしましょう!
反対側のギャザーを②と同じ方法で作ります。
お好みでリボンを結びます。リボンをつけた場合は、とれないように縫い付けましょう!赤ちゃんが舐めてしまうので、ボンドはNGです!
できあがり!
 手間がかかる手作りおもちゃではありますが、かわいいキャンディのようなにぎにぎは、赤ちゃんの初めてのおもちゃにおすすめです!うちの子はお米の入ったものがすごくお気に入りで、少し重めなのですがしっかり持って楽しんでいました。保育園ではストローが入ったものが人気でした!少し大きくなると中のストローを指でつぶすようににぎにぎして楽しんでいましたよ。

最後に…

いかがでしたでしょうか?赤ちゃんが喜んで遊んでくれると作った甲斐があり、とても嬉しいですよ!!とはいえ、妊娠中のお母さんや、子育て中のお母さんは体調面でも日々大変かと思います。手作りおもちゃを作ったから「いいお母さん」ということも、作らなかったから「よくないお母さん」ということも全くありません。体調と気持ちに余裕があるときに、気が向いたら作ってみてくださいね(^^)
また別のおもちゃも紹介したいと思います!今回のノートも呼んでくださってありがとうございました!

▼妊活・子育てサポートアプリ「COTETE(コテテ)」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?