お店はなぜ衰退し〜潰れていくのか?
コスト計算ができてないとか、おいおいそれ素人でも大丈夫か?
って思うぞ!っていう解説はまた別の機会にやるとして
今回は、頑張っているつもりなのに売上が上がらなかったり
一時期調子が良さそうだったのにだんだんと先細りになっている・・・
そんなことを解説してみたいと思います。
お店(会社)の経営は川の水が腐らないのと同じで流れ続けていないと
徐々に枯渇・・・
腐ってしまいます。
これは慢心や怠慢からくる人間がかかってしまうウイルスみたいなもので
どんな経営者でも絶対に避けて通れない感染症。
ウイルスを知ることは自分の癖を知ること
つまり自分自身で予防しとかなければいけない病気なんです。
・頑張っているつもり病
お客さんの要望に答えすぎて何でもかんでも要望通り・・・
一体自分が何をしたかったのか?
どんなお店にしたかったのか?
お客さんの意見を聞きすぎて自分を見失う病です。
これは結構厄介で自転車操業になりやすいパターン。
お客様に喜んでもらいたいが故、一生懸命やってるのになんで
売上あがらないんだろうという現金商売の方に多くみられます。
現金商売は常にレジにお金があるので支払いもできます。
がしかし!月時決算してみると赤字のパターン・・・
現金商売ほど支払い入金パターンを見直し
利益が出ているのか?出ていないのか?
把握することで予防できます。
一人オーナー、家族経営の方はしっかりと予防してくださいね。
・怠慢病
フランチャイズや代理店業、最近ではユーチューバーやブロガーなどに
かかりやすい病です。
いわゆる他力本願なのですが、乗っかり経営が大半を占める集客なので
自分自身が努力をしないパターンで起こりやすくなります。
これは最近のブロガーやユーチューバー系に例えるとわかりやすいのですが
ネット社会での収益は、
『一度コンテンツを作れば無限に収益があると勘違いすること』から
始まります。
どんな業種でも『露出』が少なくなれば自然と人間の記憶から忘れ去られ
次々に登場する新コンテンツに追い抜かれてしまいます。
フランチャイズや代理店業も同じで『本体がやってくれているから』と
試行錯誤をしなくなるとユーザー(お客様)は生ものですから
新鮮なところにいくのが習性。
ここでも自然の摂理『川の水は流れ続けているから腐らない』が
当てはまります。
収益の源が一体どこなのか?
源のおかげで自分があるというお陰様という気持ちを持つことで
予防できます。
ともに努力する姿勢を示しましょう。
・慢心病
少し売上が安定してきたり上がったりするとかかりやすくなる病です。
人間はどうもマウントを取りたがる人種ですのでこれも誰しもかかる病
経営はある程度、『自信』は必要です。
専門的知識やこれが良いというおすすめをする際
消費者はその裏付けのある根拠に魅力を感じ購買心がわきますが
『自信』が『慢心』にみられざるおえない状況も多々ありますので
自分自身の発言や会話を誰かに聞いてもらったり確認することで
予防できます。
初心忘るべからず
いかがですか?
自然の川というものはまっすぐな川は1つもありません。
湧き水から大河に変わる時曲りくねり徐々に大きくなっていきます。
カーブの水流は強い場所もあり弱い場所もある。
その場を住処にしている水生動物も場所場所で違います。
そうやって紆余曲折しながら地球は循環しまた湧き水の源流に
なっていきますね。
川を知ることは山を知ること
山を知ることは海を知ること
すべてが繋がり循環しそれぞれの環境で生きることができます。
自分の役割は誰かのため。
ボランティアと経営は違いますからね。
末長く繁栄し続けるためには油断せず日々楽しく努力すること。
ウイルスはいつでもあなたの隙を狙っています。
日日是好日、忘れてはいけない気持ちです。