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ソコジャナイヨ

セルフレジ。
若い子たちのようにスムーズにいかないなーという話。

セルフレジどころか、コンビニで人が対応してくれる時ですら、「ご確認お願いします」と言われて「???」ときょとんとしてしまって、レジの向こうからしゃーないなぁといった感じでぬーっと手を出して私の代わりに画面をタッチされる始末です。
先日、某チェーンの定食屋さんで娘とごはんを食べたのですが、お店の人が「お水はセルフになっています。あちらの出汁のコーナーにご用意しております」と説明してくださり、私がトイレに行ったついでに取りにいったのですが、これがよくわからない。コップが積んであったので「あー、ここだここだ」とそれを手に取り、水を入れようとして目に入ったのは……ごはんのおかわりでした。「ごはんのおかわりセルフでやるんや」とびっくりしながらも、「水どこや?」とキョロキョロ。すると隣に液体を入れる機械らしきものがあって、あったあったと思って手を伸ばしましたが、そこには大きな字で「出汁」と書かれていました。(間違える人がいるのかな)
「ちがーう!!!」 
びっくりして3歩あとずさりしてしまいましたよ。
あぶないあぶない。出汁を入れてしまうところでした。
その後「水、ない……」と、2、30秒その台の前で立ちつくしてしまって、「何したはるんやろ?」と思われていたと思います。はずかし…
これが、セルフレジになると、さらにハードルが上がります。エコバックをセットして、商品のバーコードをピッとしてそのエコバックに入れるわけですが、底に入れるのは嫌だった商品を袋に入れずにちょっと横に避難させたんです。そしたら次の商品のピッができなくて、何回もバーコードをあてることに。でもうまくいかなくて、しびれをきらした機械の方から商品を袋にいれてください的なことを言われてしまいました。ホンマむずい……
そうそう、病院でも、会計の伝票にバーコードがついていて、ここでもか!! と思ってしまいました。機械の前に立ち、ドキドキしながらアナウンスの音声を聞きました。ここにバーコードを映すのだよとアピールするかのように赤い光がピカピカしており、「おー、ここか」と、バーコードを持っていくのだけれど、どっち向きかわからずあれやこれや紙の向きを変えたり裏替えしたり。
「え? あかんやん」と焦り始めたころ、どこからともなく病院の人が来て、「ここですよ」と、教えてくれました。トホホ

いろんな場所で恥ずかしい思いをしていた私ですが、「福山雅治 福のラジオ」というラジオ番組の中で同じような話をされていたんです。コンビニのセルフレジ。一緒に行く人(マネージャーとかかな)が、いつもセルフレジで簡単そうに支払いをしているのを見ていたそうです。たから自分もできると思っていたらしい。ところが、説明どおりにやっても全然反応しなくて、ここか? こっちか? と何度もやるんだけど本当に反応しなくて、変な汗がでてきたそうです。
そんなところに、外国人の店員さんが来てひとこと

ソコジャナイヨ

めちゃくちゃはずかしかったと。そして自分は何にもできないのだと嘆いておられました。
全く同じ経験をしている私。「わかるよ、福山くん!」とめちゃくちゃ共感したのでした。みんなスッとできるものなのでしょうか。私と福山くんだけが「そこじゃないよ」の体験をしているのでしょうか。
セルフのやつ、今でも十分ついていけてなくて、これから先どうなることやら、マジで思いやられる・・・・・・(涙)

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