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思いっきり喧嘩した後の衝撃の事実

喧嘩しました。
夫と。

「独立」にあたって。
価値観の違い、感覚の違い、その他もろもろ。


喧嘩しても仲がいいとは我々のことで。
喧嘩した最後にポツリと呟いた夫の一言がまた衝撃的だったので、考察を兼ねて書いてみたいと思う。


以下、太字は夫の言葉。




「ねぇねぇー、私っていつになったら会社辞めてもいーぃん?毎回、言われる目標金額違うから、困るんやけど。」

「え、金額は毎回変わるよ」


(なぜ?)
「いや、私夫くんから言われる金額を目標にしているわけで…。言わばゴール目指してるのに、ゴールが近づくたびに、「はい残念っ!もうちょっと先がゴールだよ~」って変更されてるようなもんやん。永遠にゴールにたどり着けない…。それめっちゃ困る。いやだ。」


「そっかぁ。。。じゃぁ、年収400万かな。副業だけで。」


「いやいやいや!この前「35万」言うてたやん!その次は「会社員と同等」って言ってたやん!どんだけ変わるん?!」


「でも、あれで?会社員と同等目指してたら、保険のこと考えるとマイナスになるんやで?」


「フリーになるには、1.5倍は目指そうって言われるけども。。。でも、私そんなすごい人と同じことできひん。」


「そんなんやったら、むしろ副業やめて会社員一本にしてくれ。そっちの方が断然目標に届くわ。
子供いるのに、会社辞めて独立するとか、そんなギャンブルみたいなことできん。俺の給料だけでは目標までなんて先が長すぎるし、なんで、そんな状態で独立できると思うのか意味がわからない。」


「なんで今のレベルでのやり方しか見ないのか意味がわからない…。1年後には今よりもできることも増えて、収入も増えてるのに」


「ないないないない。」


「無い。ありえん。ってか、そもそも5000万もいるわけ?!そんなに目標高くするからしんどいんじゃないのー?」


「5000万は欲しいなぁ・・・。あれやで?はなちゃん一人で2000万稼いでくれてもいいんやで?そしたら、すぐにでも旅立てる・・・」



「むちゃくちゃや。」


(バタバタと仕事に行くため玄関に向かおうとする夫)

「でも、こうやって口では言うけど、はなちゃんにしか成し遂げれんって思ってるんやで。ふふ..。俺にはできん。ほんまは応援してるし早く軌道に乗ってほしいと思ってるんやで…」



「じゃぁなんでそれ口に出さんの!?」


「いや、だから今こうやって口に…(笑)」


「もう、早く行きなよ!笑」



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な、ことがありました。




夫は、かなり現実主義だし、私はかなり夢見がちだし、お互いの価値観は大きく違う。

これが、もし「夫の言う通りにできるいい子ちゃん」だったら、夫の言う目標に向かってバリバリやれていたのかもしれないのですが、なにせ私は「最強の自分軸」を手に入れてしまった。旦那の気持ちもわかるし、自分の気持ちも曲げたくないし、何より上から押さえつけられるのが苦手なので「言いなり」になりたくない。


夫の夢は、子供達が大人になったら、キッチンカーで珈琲でも販売しながら日本一周し、あわよくばそのまま、あちこち移動しながらのんびり暮らすこと。それでいてお金の心配はなく、珈琲販売も売上のためではなく趣味のような形で販売したいとのこと。
=「お金の心配なく、好きなことをしながらすきなように働きたい」である。

夫にとってはお金の心配をすることが一番のストレスなのかもなぁ(私もそうだけど)。6年ほど前、仕事が決まらなかったときに別々に暮らしていたときがあって(離島からの引っ越しや片付けのため2週間ほど別々に暮らしていた)、その時にストレスで帯状疱疹になったほど、「家族を支えなくちゃ」な感覚は強いのだと思う。1人だったから抱え込んでしまって帯状疱疹にまでなってしまったのだと思う。

将来、「子供達のことでお金に困ることなく、夫婦で仲良く暮らす」のが理想なようだ。

子供達が「大学行きたい~」とか「海外行きたい」って言い出したときに、「自分で貯めなさい」とか言いつつ、いざとなったらサッと用意して応援してあげられる親になりたいのかも。夫の親がそうだったように。

私が思っている以上に、夫はいろんな覚悟を抱えているんだろうな~と思った。




夫は負けず嫌いなところがあって、人を論破して勝ち進むようなところがある。こちらが感情的になったら終わりである。まんまと口車に乗せられて、最後の最後は言い返す言葉の無いくらい納得させられてしまう。

夫は、夫の父に否定されることが多かった為、認めてもらえるようにありとあらゆる手段を身に付けたようだ。

なので、基本的には口では勝てない。

でも、言いなりにはなりたくない。

でも、応援されたい。


仲良く平和に暮らしたい…。


好き勝手する私をニコニコしながら近くで見守っていてほしい。。




つまり、私が好き勝手にするためには口で説得するのではなく、データによるプレゼンが必要だ。


「わかった。今度パワーポイント7枚くらいにデータまとめてプレゼンするから、ちょっと待ってて。グラフ付きで!」


「期待して待っとくわ。」



自分の好きなことを夫に認めてもらうのって、大変なんだなぁ…。
私が逆の立場だったら「やっちゃえやっちゃえ~!」って言うのになぁ..。

育ってきた環境が違いすぎるから、「当たり前」の感覚が違うんだろうな。


自分の理想のためにも戦略と計画が必要みたいだ。





あとがき

夫婦関係で揉めてしまう方、夫(妻)に理解してもらいたいのに理解されずに苦しんでいる方、19年間夫と戦い続けてきた私なので、めちゃくちゃお役に立てるかと思います。


・夫婦は別の生き物
・伝えなきゃ伝わらない
・相手の心の内を引き出す方法
など、

19年間、価値観の違う夫と向き合い、一時期は半モラハラだった状態から対等となり、今も尚、問題が耐えない私達だけれど、今がいちばん仲がいい夫婦関係です。

価値観が違っても共存可能です。
「価値観違うよね~。あなたならそう考えるよね~」とお互いが認識し合い、お互いが価値観を尊重し合えれば上手く行きます。我が家のように、違う価値観を相手に植え付けようとするとなかなか難しかったりします。

 

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