「たまたま偶然」は無い。全て過去の自分が頑張ってきた結果。
「どうして「たまたま」って思うんですか?」
え、だって「たまたま偶然」だったから。
先日のセッションで、すごく大事なことを教わったので書いておこうと思う。
その日も、「今日は話すことないな~」なんて思いながら、気づいたら私の深い思考癖が発覚した。
セッションもそろそろ終わりかけたころ、
ぽつりぽつりと話しだしたと思う。
具体的にはよく覚えていないが、「これまで立て続けにきていた仕事の依頼が少し落ち着いた。今まで毎月のようにイラストのご依頼を頂けていたから、それが無くなって急に不安になったのだと思う。未来に対する自信が無くなってきた。これまでは上手くいっていたがこれからどうしよう。」みたいな、頭の中にある言葉をそのまま口にしていたと思う。
(それを毎回汲み取ってくれるコーチは
本当にすごいと思う。笑)
「どうして、そう思うんですか?」
「えっと...、今までは、たまたま優しい人と出会えて、たまたま偶然が重なって、たまたま依頼があって、運が良かったのだと思う。もう、たくさんお仕事のご依頼受けたから、今後はそうはいかない。」
そんなことを答えた。
「どうして、たまたまって思うんですか?」
「え、だってたまたま偶然だったから。
たまたまtwitterしてて、たまたまイラスト載せてて、たまたまそのイラストが好きと言う方と出会えて、たまたまその方がイラストを必要としていたタイミングで、たまたま偶然のタイミングが一致したから、毎月のように仕事が舞い込んできていた。って思う」
「うん、それは本当にたまたまですか?」
「え、だってtwitterも集客したくて計画的に発信しているわけじゃないし、思いついたときに思いついたことを呟いているし、noteも自分の頭の中を整理したくて書いてることが多いし、イラストも描きたいときに描いたり、上手く描けたから「見てみて~」ってツイートしてただけだし、
あのー、あれだよあれ!本屋さんで立ち読みしていて、たまたま偶然見かけた本が欲しくなって買ったみたいな。
そんな偶然が、たまたま今まで続いてきたんだなーと思ってる。ありがたかったな~って。」
そんな、突如自信を無くし始めた私に
それは「たまたま」ではなく「前提条件」の上に成り立った事実であり、今後も同じ流れで同じことが繰り返される可能性があることを教えてくれた。
本屋さんでたまたま見かけた本を買ったと言うが、そもそも本屋さんに行く習慣が無かったら出会えなかったし、そもそもその本が出版されていなかったら、買うことはなかった。
「前提条件」として
①本屋さんに行く習慣があった
②頭の片隅にそういう本が欲しいと思っていた
③その本が出版されていた
があったから、私が手に取ったわけであって、
たまたまというより、前提条件が揃ったから、本を買ったという結果となる。
自分で本を買う環境を作り出していたのだ。
今回のイラスト受注に関しても、
たまたま偶然いい人が現れてお仕事に繋がったと言うより、
前提条件として、
①twitterをしていた
②イラストを発信していた
③noteを書いていた
④クライアントさんもTwitterやnoteをしていた
⑤クライアントさんも頭の片隅に「いつか欲しい」と思っていた
からお仕事に繋がった。
つまり、無意識とは言え、Twitterなどで発信していたには変わりないから、お仕事に繋がったのは
過去の自分が頑張っていた結果なのだ。
「過去の自分を信じてあげてください。」
そうコーチに言われたときは泣きそうになった。
過去に頑張っていた自分を、無意味にしないであげてください、そう言われた気がした。
それに、
「過去を信じる」ということをした事がなかった。
私は「未来」とか「今」とかに重きを置きがちで、「未来の自分」を信じることが多い。
過去の自分は、もう「昔の話」なので、どちらかと言うとレベルの低い自分。
私の思考回路は常に過去よりも未来だー!!という思考なので、過去なんて通過点に過ぎない。
「あの時ああしておけば…」と
後悔することもあまり無い。
過去の自分を見ては、「あーレベル低かったんだな~」とか、「こんなことで喜んでいたのか」とか、
なぜか上から目線で、過去と今を比較して「私、成長したんだな」って思うことが多かったように思う。
過去の自分を見下すことで、
今に満足する思考癖がついていた...
のかもしれない。
レベルが上がった自分しか、認められないのだろう。
だから、過去の出来事は繰り返されないと思っていたし、再現性もないと感じていた。
同じことしていてはいけない。
次々と新たな手を打っていかなければいけない=過去のことは忘れて頑張らなきゃいけない。
と思っていたのだと思う。
でも、そうじゃなかった。
同じ方法を使っても大丈夫。
むしろ、過去に頑張っていた私が「統計」を取ってくれている。
過去に実績があるのは「たまたま偶然だった。」と終わらせてはいけなくて、「どうしてそうなったのか?」と自分なりの手法やツールを徹底的に分析して、確実に自分のものにする必要があったのだ。
それを、「たまたま」などど軽くあしらったから、自信もなく、不安になったのだと思う。
浮き沈み激しく、やりたい事が多すぎるのに全部やりたい私の【ビジネスの計画】は、誰かの真似をするのではなく、自分の過去の実績から分析して仮説を立て、その仮説に沿って検証し、それを実証していく必要がある。
それができると、たぶん、めっちゃ大きな自信になるのだと思った。
私の場合、持ってる商品が数多くある。
イラスト制作、ライフコーチング、これからは書籍出版だったりYouTube配信も考えてる。
それぞれから収入を発生させ、収入の柱を増やすことで安定を目指しているのに、無理に頑張りたくないのであれば、もう誰かの真似をするのではなく、自分の実績をもとに、作戦を立てるしかないわけだ。
そして、計画通りに進むことが皆無な私は「瞬発力」と「無意識に行われる抜群な行動力」、そこから生まれる「実績」を分析する必要があると思った。
今回もめちゃくちゃ大事なことを教わった。
「たまたま偶然おこった過去のできごと」をしっかり分析して、自分だけの手法を見つけたいと思う。
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はなの部屋│散らかってますがどうぞ。
ライフコーチ/イラストレーター/web制作/アニメーション制作/デザイナー/会社員/2児ママの複業夢想家の頭の中を書いています。HSS型H…
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