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Photo by
piccolotakamura
35歳ワーママが乳がんかもしれない話①
2歳児のグーパンチは強烈だった
「いたっ!!!おっぱいは痛いから、ドンしちゃだめだよ!」
今年の8月頃。お休みの日に、寝そべって2歳の子どもとじゃれあっていた時。ふざけて右胸を2発グーパンチされ、乳頭から出血するという珍事件がありました。
初めはただの外傷だろうなあと思って過ごしていましたが、なかなか治らず、触るとぷにぷにしたしこりが残る胸。少し不安になり、乳腺クリニックを受診して念のための細胞診をしてもらいました。結果は何も見つからず、入選嚢胞という良性のものでしょうという診断。様子を見て数ヶ月後また受診してくださいと言われ、ほっとしてその日は帰宅しました。
大きくなっていく、胸のしこり
ところが、1か月ほど経っても、小さくならないどころか、なんとなく大きくなってきたしこり。階段を降りるときに少し揺れるだけで痛んだり、子どもをだっこするときにも胸に当たらないよう配慮しないと痛みを感じます。また、時々乳頭に血がにじむこともありました。だんだん不安が募ってきます。
再度、細胞診へ
もやもやしたままが嫌で、もう一度受診してみることに。
病院へ行くと、「確かにしこりが広がっているね。念のため、もう一度細胞診をしてみようか」とのこと。2度目の細胞診を行うことになりました。
一週間後、結果を聞きに訪れると、「しこりが大きくなったので細胞が前回より多く採取でき、今回は悪性かもしれないという結果が出ました。大きな病院を紹介します。いつ頃がいいですか?」と言われました。急な展開で、何を質問したらいいかも咄嗟には出てきません。とりあえず、一番早く予約が取れる病院で、とお願いして、紹介状を書いていただくことになりました。