自分の席

今年初稽古でした。

日曜日はちょくちょく休憩はあるものの、8時間?くらいほぼぶっ通しで稽古なんですよね。さすがに毎回長いなーと思ってたんですけど、今日初めて気づいたら終わってました。正確には気づいたら21時過ぎだった。

まぁね、私今回出番少ない上にダブルキャストなので必然的に見てる時間は長いんですけど。というかほぼそうなんですけどね。でもそんなこと言ったら、スペインの悲劇の時なんてもっと見てるだけだったし。とにかく今日は時間が過ぎるのが早かった。早すぎた。……楽しかったんですよね。めっちゃ楽しかった。見てる時もやってる時もゾクゾクした。紙面でしか存在しなかった物語が、立体として形作られる過程にゾクゾクした。

あとね、やっぱ慣れたんじゃないかな、と。劇団現代古典主義アトリエっていう場所に慣れた。稽古場っていう空間に慣れた。自分の席を作れるようになってきたかな、って感じ。やっとかよって感じですけどね。集団行動苦手な民だから時間かかるの。そういう習性。そういう生き物。仕方ない。

まぁ本番までに自分の席作れてよかったですよ。今度は人前に立つことに慣れなきゃいけない。これはまだ時間がかかりそう。立ってしまえばスンッと落ち着けるのだけど、立つまでがひどい。心音が周りに聞こえるんじゃないかってくらいバクバクする。あの感覚やだね。ま、どうにかするでしょう。未来の自分に期待。


今日の稽古終わって一つ確実に言えることは、劇団現代古典主義版カラマーゾフ家の兄弟、めっちゃ良いってことですね。観に来てください。ゾクゾクを体感してください。たぶん見終わったあとすごくゾクゾクしてると思う。……私も客席で見たい(笑)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?