読書メモ-Day03- けっきょく、よはく。
本の情報
タイトル
けっきょく、よはく。
著者
ingectr-e
読了日
2020年11月1日
この本を読んだ目的
デザインにおける余白の大切さを知り、余白の感覚を身につけるため。
この本を読んで学んだこと
余白=洗練
→余白があるからこそ伝えいたことが目立つ。
情報を詰め込み過ぎると何を伝えたいのか分からなくなる。
余白は余ったスペースではなく、意図的に作り出すもの。
【テクニックの一例として】
・見せたい写真の周りに余白をつくる
・情報整理の仕方に工夫する
→真っ先にベタ取りや枠が思う浮かぶが、細い罫線や繊細なフレームでも読みやすくできる。表現したいテーマで使い分ける。
・タイトル周りの余白は思いきって広めに取ってみる
グルーピングをあえて余白で表現する、太フォントに頼らず行間や余白でタイトルを目立たせる、あえて写真を裁ち落としする等、余白の大切さを随所で学べた。
得たこと・感じたこと
・余白は奥が深い
→なんとなく余白の大切さは分かっていた気でいたけど、「スペース」の意味の余白だけでなく、行間・写真周りの余白・グルーピングに活かす等、思った以上に余白は奥が深い。
・情報整理の大切さ
→ついつい情報を詰め込みたくなるが、そうすると自然とスペースや行間が埋まり窮屈な印象になる。そうなると結局何を伝えたいのか受け手側に伝わらなくなってしまう。余白を生み出すには、情報整理や取捨選択も大事だと感じた。
読み終えて今すぐすること(TO DO)
・Web・グラフィック問わず余白を上手く使っている作品を見る癖をつけて、「なぜ洗練して見えるのか」「どう余白を作りだしているのか」考える癖をつける。
・作る前に改めて情報整理に時間をかける。「何を伝えたいのか」を明確にし、それを一番伝えるためにはどうレイアウトすれば伝えられるか考えて作るよう意識づける。