キネマの神様 感想編

私がキネマの神様を見たいと思った理由の1つ
今は亡き志村けんさんが出演する予定だったということだ。

本当は出るはずだったそう思うと涙が止まらなくて開演前から泣きそうになった。今もこの文章を書きながら泣きそうになっている。それだけ志村けんさんの事が好きだった。人生で1度は会いたいと思ったことが何度あるか。

この映画では夢を追ってもいいんだ。と思わされた。
人には沢山の出会いと別れがある。それでいて切っても切れない縁で救われることが多いんだなと思った。家族って近いからこそ大変でなのに安心感がある。それが逆に裏目に出たり。近いからこそ伝え忘れる愛を感じることが出来なかったりするんだなと思った。

愛してるからこそ幸せにしてあげたい。愛してるからこそ幸せを願う。その人のために一生懸命になれる事の素晴らしさを改めて感じた。そんな人が周りにいるからこそ今の幸せがあるんだろうなと思った。幸せかどうかは他人に決められるものじゃないな。


とにかくたくさん考えさせられる感動溢れる映画だった。そんな映画の最後に「さようなら志村けんさん」のテロップが流れるから泣かせに来てるんだと思った。

コロナウイルスで志村けんさんが亡くなったニュースを見た時も信じられなかった。その日の夜に布団の中で泣きじゃくった。
もっともっとながく生きて欲しかったなんてありきたりな言葉では言えないけどそう願ってしまう。今だって思い出すだけで涙は止まらないのに。


でもこれだけは言える。
志村けんさんを忘れられない人今でも信じられない人に見てほしい。
なんだか志村けんさんとちゃんとさようならをできる気がする。
少なくとも私はちゃんとさようならを言いたい。

最後のエンディング曲「うたかた歌」

走るにはどうやら命は長すぎて
悔やむにはどうやら命は短すぎて
諦めるにはどうやら命は長すぎて
分かるにはどうやら命は短すぎる

って歌詞が最後に涙に追い打ちを掛けてくる。
そんな映画だった。

何だってハンカチは必須だということ

とにかく楽しかった。面白かった。切なかった。
苦しかった。わくわくした。

志村けんさんほんとにありがとうございました。
私はこれからもっと強く生きます。
この映画は私の宝物になります。
大丈夫。忘れることは絶対ないです。
偉大な志村けんさんをこれからの人達に伝えたいです。

そんな気持ち

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