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日本国内ホテル価格高騰で海外在住者にはお得感ゼロ

日本に3年ぶりでやってきた夫も私も、今回の一時帰国で国内旅行を楽しみにしておりました。日本の宿泊施設は東南アジアなどに比べるとお安くはありませんが、クオリティの割にリーズナブルでお得感が高いという印象をもっていたのです。

ところが、先週北陸を旅行しまして、そしてまたこの日曜日から九州旅行を予定しているんですが、ホテル宿泊料金が異常に高くなっていることに驚いています。

特に週末の価格高騰ぶりは甚だしく、それでも予約が埋まっているのか、宿泊施設をおさえるのも一苦労という始末です。普段なら前もってホテル予約はしない私たちですが、来週の九州旅行はほぼすべてホテルを予約してしまいました。

ホテル料金が値上がりしている理由の一つが、国内旅行を盛り上げるための旅行割引政策だと思われます。都道府県によって異なるようですが、九州の一部の県について詳細を見てみると、最大で宿泊料金が40%オフになるとか。これを機に旅行者が一気に増加しているため、ホテル側も強気になっているようです。

私たちの感覚からすると、高いところでは通常の倍くらいにまで値段がつり上がっていて、これではたとえ40%ディスカウントされても消費者としてあまりお得にはならないのでは、なんて余計な心配をしてしまいます。しかも、旅行割引は日本在住者にしか適用されないので、私たちのような海外在住者にとっては、もはや迷惑でしかない…(そこまでいうか、苦笑)。

月曜日、火曜日の宿泊はまだましです。ところが水曜日あたりからじわじわと価格が上がり、土曜日がピーク。平日の倍以上の値をつけているホテルも少なくありません。

今、対米ドルで日本円が安いので、海外在住者にとって日本は魅力的な旅行先ですが、円安といってもコロナ以前にくらべて25%安いだけですから、ここまで宿泊料金が高くなるとそのうまみも吹き飛んでしまいます。

旅行割引政策が終了すれば、少しは落ち着くのでしょうか。ほとぼりがすぎるまで、次回の日本帰国、及び国内旅行はおあずけかなぁ。。。

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