光明真言
最近若い方の相談を聞いていて多いな・・と感じることは。
「生きる希望が見いだせない」というものです。
とても悲しいことですが(そんな世界を作ったのは私達おとなですからね)彼らの話を聞くと我が儘な考え方が見えたり、周りに助けを求めないの?と感じることもありますが、人はそうやって葛藤を乗り越えて成長していくのだからと宥めながら、話を聞いていくのですが「孤独感」をなかなか払拭できない事も現状から脱却できない原因でもあると感じています。
人生に絶望を感じているとき何かに「助けてもらいたい」「すがりたい」気持ちは理解ができます。けれど、それは依存となり間違った先につながる要因にもなってしまいます。
※そうなった要因はその人にもあると言う部分はここでは分けます。
じっくり話を聞く中で、「生きていくための心の拠り所となるもの」
傷つきすぎて心が荒んでしまったその人に何とか心に「光」を届ける為に、現状から脱する一つの方法として心に「信仰心」が育つように、光明真言を毎日唱える様にお話ししています。
何かの宗教に入る事を勧めるのではなく、「信仰の心を育てる・・他者も自分も愛せるような心を育てる」のが目的です。
毎日少しづつ薬を飲むように・・・心が回復していくよう願って。
繰り返していくことで、きっと心に「気づき」が芽生えてくると私は信じています。
大日如来さまの真言であり祈りの言葉、マントラです。
ネットでは「印を結ぶとよい」との記述を見かけますが、私はお勧めしません。合掌で良いと思います。
和文にした意味が分かりやすいものが「高野山出版社」さんから出ておりますので、以下引用させていただきます。
人を羨んだり、妬んだり、悪口をいうようなことをせず、しっかりと自分の意思で強く生きて欲しい。そうなっていくためのきっかけにして欲しいと思います。このマントラを覚えておくことで、様々な時に貴方を守っていただけると思います。