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リモコンを持ち去るな
我が家のリビングにはリモコンステーションがある。
リモコンステーションといってもなんかハイテクな物を想像してもらっては困る。
リビングテーブルの脚がアイアン素材で出来ているので、そこにマグネット式のフックをつけ、小さなトートバッグをかけた中に沢山のリモコンを一括して入れているというわけだ。
その中にはテレビやエアコンなどのリビングで使うリモコン達(精鋭)が常にスタンバイしている、はずだった!
よく、散らからない秘訣として「物の住所を決める」とあるが、ほとんどこの住所には帰ってくることはない。
おそらく「めんどくせー」場所にあるのだろう。だが、沢山の仕切りがついた小さなトートバッグがフックにぶら下がっているさまは何ともラブリーなのだ。見た目重視なのだ・・・!
見た目がすべてなインテリア。引き出しの中が荒れていようが閉めてしまえば無問題。
見ためを少々失敗した料理に対し「食べてしまえば一緒だネ!」理論だ。
そしてそのリモコンが住所不定無職(操作できない時点で無職)になっている直前、キンキンで使っているのはだいたいが夫である。犯人。
そしてその迷惑をこうむるのはだいたい私である・・・オノレ~
今回はその迷惑エピソードをご紹介したいと思う。
迷惑な例:その1
私はとても疲れやすい。
とくに夕方は死にかけの戦士(ソルジャー)だ。
なんとかかんとか夕食を作り、食べる前にまずひとやすみ。
みんなが食べ終わる頃、やっと食事にとりかかる。
食事が終わり、ちょっとYouTubeでも見ようかな、とテレビをつけようとトートバッグに手を伸ばす。疲れはマックスだ。
・・・案の定だ。リモコンはない。
もう動きたくないし、でも藤井 風のMVを観て疲れを癒したい。
仕方なく私はリモコン氏の捜索を始めるのだった。ヨロヨロ・・・
ちなみにその頃犯人はトイレにおこもり中だった。
迷惑な例:その2
「その2」と旗を立ててしまったものの、その1とさほど変わり映えしないので(要するに迷惑)、他の「戻さない」エピソードを。
夫は椅子を戻さない。
デスクの椅子しかり、ダイニングテーブルの椅子しかり。
何年一緒に暮らしても、「椅子は元に戻っているもの」という私の思い込みにより、何度も衝突事故がおきている。
思い込みはよくないが、朝急いでいる時など動線上に椅子氏(トラップ)が待ちかまえていると思わぬぶつかりが生じるためほんと困る。
たいして痛くはないが、思わず「カッ!」となる。
まとめ。そのままの君でいて
というか何回言っても直らないので、しゃあないな、というお話。
私もリモコン置き場の改善はしないし、夕食後疲れすぎて気が付いたらソファで寝こけて小鳥がチチチ・・・と夜が明けることもしばしば。
生きてるだけで素晴らしい。
今日もリモコンはどこか彼方に潜んでいる。アマゾンプライム最高。
最後までお読みいただきありがとうございました!