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大ぶりシトリンのペンダント


ジュエリーブランドHana Jewelsはオリジナル商品の他にオーダーやリフォームなどを承っております。デザイナーがお客様と一緒に唯一無二、特別なジュエリーをお作ります。今回はお客様のシトリンをお預かりしてペンダントトップを仕立てました。

【シトリンとは】

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クオーツの中でも少し褐色がかった黄色〜オレンジ色の石をシトリンと呼びます。ごく微量に鉄分が含まれるため黄色やオレンジ色に輝いて見えます。名前の由来はフランス語の「Citron」レモンです。
お値段的にも希少性から見ても比較的入手しやすい石で、ハイジュエリーからアクセサリーまで幅広く使われます。硬度が7あるので取り扱いやすくデイリーに身につけられる宝石の一つです。


【オーダーの内容】

・レモンのようなシトリンを明るく、楽しく清涼感あるペンダントに仕立てる。
アイシングをパラパラと振りかけたように、小さいサイズのダイヤと色石をシトリン上部にランダムに石留めする。
・30×20ミリの大ぶりシトリンは地金を巻いて留める、裏面はおしゃれなデザインの地金でカバーする。


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【デザインが決まるまで〜手描き】

アクセントとなる色石はペリドットとガーネットを選択。石のカットは大小ラウンドとペアシェイプ、ガーネットは赤系・ピンク系を使うことで単調にならず遊び心が出る。

パラパラとランダムに色石やダイヤモンドを配置するのが意外と難しい。いくつかパターンを試すが考えがまとまらず、、巻き貝の黄金比を応用してみました。

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石の配置をクリアーし裏面のデザインへ。
最初に4型ご提案、デザイン性と石を保護するための強度が必要。

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デザインの展開・修正を繰り返し、ボタニカル調がしっくりくる感じ。

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シトラスというよりは熱帯雨林のパイナップル、明るく楽しい感じが出てます。

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全体のデザインが決まり次はチェーンを通すバチカンです。シトリンが大きいので華奢になり過ぎないように、また革紐など通せるようなサイズにします。
そして側面を確認、横から見た時に色石とダイヤの配置が単調にならないように前後互い違いに石を留めます。

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【デザインが決まるまで〜CAD】

 CADレンダリングを見ながら職人さんと打ち合わせ。
最初の案では小さな石の留め方は地金で囲む覆輪留めでしたが、サザエさんの頭のようになりバランスが悪いので却下。爪留めに変更し繊細な感じ・アイシングを振りかけた感を出すます。

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CADデザインが完成するとここからは工房の職人さんに任せ、鋳造→石留め→磨き・仕上げへ進みます。


【仕上がり】

毎度出来上がりはワクワクとドキドキです。イメージ通りビタミンカラーのポップなペンダントに仕上がりました。

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蔦でシトリンを巻き込むように、さりげなく石をガードするデザインに仕上がってます。裏面も良い感じ。

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ボタニカルなペンダント。

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カスタムオーダーの良いところは、デザインと職人の技で唯一無二の特別なジュエリーが仕上がること、そして持ち主の想いが込められたジュエリーを身につけれることです。


いつまでも長くご愛用していただけるように心を込め丁寧にお作りしています。

Hana Jewels




#つくってみた





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