同じきもち
何年ぶりかのお友達母子と会うことに。
積もり積もった話に花が咲く。
昔ながらの商店街や街並みを、
お喋りしながら
ひたすら歩いた。
帰り際、地元のお菓子を渡した。
すると、
彼女も小さなリュックから何やら取り出し、
私にくれた。
私だけじゃなかった。
お互いにお互いを思いながら選んだお菓子。
荷物になると申し訳ないからと、
最後の別れ際にさっと手渡したかった。
同じ思いだったことが嬉しくて、
少し泣きそうだった。
美味しい羊羮ありがとう。
縁あって出会った私たち。
たまにはこうして会いましょう。