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まずは自己紹介から。
こんにちは。Hanaと申します。
noteはずっと一読者だったのが、思い切ってアカウントを作ってしまった。
というのも、私はぐだぐだぐだぐだ考えることが大好きなんですが、誰も聞いてくれる人がいないのと(笑)ワーホリに来て考えることがさらに増えたから(笑)
吐きださんといかんぜよっ!!
ということで初めてみました。
出身は日本の大分県で、さらにその中でもド田舎の出身です。
山と海に囲まれ、自然豊かで素晴らしい環境・・・と言えば聞こえは良いけど、私自身は鬱屈した子供時代を送っていたと思う。
遊びに行くことも簡単ではないし、何よりすぐ側を山で囲まれて、まるで閉じ込められているような気がして。親戚の人たちのノリ(子供を見るとからかうのが挨拶といった)が苦手なのもあって、私は地元があまり好きでは無かった。
やることが無いので本を読む。時間を潰してくれるできるだけ分厚い本で、山の檻から出してくれるファンタジーが好きだった。そうして私はハリーポッターを読み始めてドはまり。想像力と妄想力逞しい私は、見もしないホグワーツを頭に築きあげ、暗雲垂れ込めるハリーの世界にズブズブ沈み込んだ。
他にも海外のファンタジー小説を読みあさった。小さな小学校の小さな図書館にあった本は大体読み終えた。特にイギリスの本が多かったように思う。日本のものも読んだけれど、想像力を必要とする海外の本が好みだった。
いつかこんなところを飛び出して、イギリスに行きたい。
と思うようになっていた。
「イギリスの大学に行きたい!」
とまで言うようになっていた。
私の小学校は英語学習なんて無かったが、独学で始めた。母が探してきた地元で個人塾をやっている人のところで英語を習った。
英語は楽しかった。勉強すればするほど読める、理解ができるのだから。洋楽を聴くようになって、私は自分が理解できる歌詞があることに感動し、もっともっと知りたいと思うようになっていった。
高校に入って、さすがに個人塾は辞めてしまったが独学での英語学習は続いた。思い切って市報に載っていた地元在住の外国人がやっている、小さな英語サークルに通い始めた。そこには5,6人の人がいて、上は60代から幅広い年齢層の人たちが、つたないながらも(初級クラスなので)先生との英語を楽しんでいるのを見るのも楽しかった。
他にも今も続けているHelloTalkというアプリに登録し、毎日会ったことも無い外国人と英語でやりとりする日々を続けた。
高校を卒業するとき、そこでfarewellpartyを開いて貰った。皆が食べ物を持ち寄って、私のために寄せ書きまで書いてくれた。思えば、あれが家族・同年代以外とお友達になった初めての機会だったと思う。
コツコツと独学で英語を勉強し、家族を含め周囲の人も「Hanaは英語が好きな人」という認識を持っていた。そして私自身も。進路の話が出てきた時も、私はきっと英語の方向に進むのだろうと思っていた。
でも。
立ち止まってふと考えてみると、私は英語が好きなだけだった。英語を使ってしたいことなんて、無かった。
そもそも、英語を使った職業の選択肢が私の中でめちゃくちゃ乏しかった。翻訳と、フライトアテンダントと、観光業、英語の先生。
これが、私が知っている英語の職業のすべてだった。
しかも、英語の先生以外周りでその職業を見たことが無く、具体的な想像も湧かなかったというのもある。
そんな私を見て、母がアドバイスをくれた。
「別に英語を使った仕事に限らなくて良いんじゃない?趣味として楽しめばいい。ただ趣味を楽しむにはそれなりの生活が必要で、その為には資格を持っているのが一番手っ取り早い。例えば医療系の資格とか」
田舎では「医療系の資格を持っている」というカードが結構強い。というか、デカい企業というものがあまり存在しないので、医療資格さえあれば食いっぱぐれんだろうという雰囲気がある。
私の学校も看護学生へ進学する人が多かった。
今なら、「士業も良いかもよ」と思ったりするのだけど、あの時はそんなこと何も知らなかったので医療系を探した。看護師はキツそうだから無理、理学療法士と作業療法士は何する人なのかいまいち分からない。歯科衛生士は歯医者にいる人だよね?
想像がついたものを選んで、私は歯科衛生士の専門学校に入学した。
学校の間も英語を勉強し、TOEICを受けたりしていた。
このときにはなんとなく目標も変わっていて、
「一度は海外に住んでみたい」
と思うようになっていた。
そしてコロナを経て、私はオーストラリアメルボルンに飛んだ。
なんでイギリスじゃなくてメルボルン?と思うだろう。答えはめちゃくちゃ簡単で、イギリス行くの高かった・・・。
でもなんとなくイギリスがちらついていたので、景色がヨーロッパっぽいメルボルンを選んだ。
ほんと、それだけ。
自己紹介としては、これくらいだろうか。
こんな成り行き任せの私ですけれども、何か思うところがあったらちょろちょろ書いていきます。
よろしくお願いします。