青春の1ページ(駆け出す女子高生編)
志望大学の前期試験が終わり、あまりの手応えのなさに「こりゃ落ちたな」と確信し、後期試験を受けに行く際の電車の学割(?)に必要な紙を高校に受け取りに行った時。
担任「使わないですむといいなw」
私「いやー多分使いますねw」
そんな会話をして早々に学校を出ました。
外は穏やかな天気。
もうここに用はない、そう実感すると何故か無性に走りたくなって、セーラー服のスカートを翻して猛ダッシュ。
息が切れて呼吸困難になっても構わない、足が動かなくなっても構わない。漠然とそんなことを思いながらひたすら全速力で走りました。
運動からは遠ざかって久しいのに、何故か身体が軽い。
自分を縛り付けていたものがなくなったからか。自由を手にした気がしていたのか。
ただただ、走り続けました。
未来に、何があるのかも知らないまま。
お読み頂き有り難うございました!!
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