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初の体外受精~採卵周期~
私の通っている病院では基本的にアンタゴニスト法がメインだったので、何も検討することなくアンタゴニスト法で進めることになりました。
まず「ゴナールエフペン」というペン型の自己注射が始まりました。
針が短く細いのでほとんど痛くなく、毎日打つものの苦にはなりませんでした。
3日目に卵胞の大きさを確認してもらうと、思ったより大きくなっていなかったからなのか、その病院の手法なのかわかりませんが
「HMG注射」に変更となりました。
HMG注射は
①自分で粉と液を混ぜて注射液を調製するタイプ
②注入が一般的な注射器
で2段階のハードルがありました。
しかも注入量がゴナールエフペンより多い!
針をお腹に刺して自分で注入するのはとても勇気が要りました。
液が入ってきたときに痛みもある上に
私の場合は注入した付近の皮膚が赤くなりました。(多分添加物のアレルギー反応で普通は無いそうです!)
採卵前々日まで続けたため、最終的に私のお腹は一面赤くなっていました(笑)
なんたる苦行…と思いながらも、最後まで頑張りました。
6日目に卵胞の大きさを確認したところ無事に大きくなっていました。
「レルミナ」という排卵を抑制する薬をその場で飲み、
「HMG注射」は引き続き継続となりました。
10日目に再度卵胞の大きさの確認に行くと、前回よりはるかに大きくなっていました!エコーでは大きいものが複数個、まだ小さいものが数個見えていました。
採卵で取れそうなのは6個程度と言われ、なんとなくみなさん10個ぐらい取れるイメージだったので、私の卵子を作る能力が低いのかな?とショックを受けました。
先生に「6個は少ないですか?」と聞くと
「まだ小さいものを育ててたくさん取ることよりも、質の良い卵を取りたいので、この6個を取りましょう」と言われ
少ないとも言われず、まあ質が良い方が大事か…と思い納得しました。
この日もレルミナを病院で飲み、
HMG注射を打ってもらいました。不思議と看護師さんに打って貰うと一瞬だからか痛みが少ない気がします。
そして採卵日は13日目に決定!
採卵日に向けて、
11日目の
朝にHMG注射を打って
夜22時に「HCG5000」を打ちました。
このHCG5000は採卵のタイミングに合わせて卵子を急成長させるものらしく、「必ず22時に打つこと!!」と念押しされました。それと同時に看護師さんに「この注射、結構痛いかも…」と言われ、時間厳守のプレッシャーとHMG注射より痛いことに怯えていました(笑)
忘れないようにアラームをセットして、いざ22時!
HCG5000は薬液を看護師さんが注射器にセットしてくれていたので、打つのみ!
意を決して、針をお腹に刺し、少しピストンを押すと
「イッターーー!
え!もう押せない!!痛すぎる!!!!
でも入れないと終わらない😭😭😭」(痛すぎて声も出ず、心の声)
となりながら、かなりゆっくり注入しました…。
打った後に痛みが続くことは無かったですが、一気にどっと疲れました。
その後の治療では注射の種類が変わるたびに「HCG注射より痛いですか?」が定番になるぐらい、軽いトラウマのようになりましたが、後にも先にもこの痛さを超える注射はまだ無いですv
採血を怖がっていた自分が、自分で注射をできるようになり、さらにHCG注射の痛みを乗り越えたことにより、一段階強くなった気がします(笑)
そして12日目は注射お休み!
無事に育ってくれることを祈るのみでした。
次回、いよいよ採卵当日!
人生初めての全身麻酔に怯えながらも頑張ります!!