【10年分】RX-8魔改造①
このnoteは私が約10年、RX-8で!本気で!サーキット走行してきた中で、トライ&エラーしたパーツについて忖度なしに書くものです。素人が鈴鹿2分30秒を切るなどを達成するために使用したパーツやその過程について書くものであり、各メーカーについて侮辱する意図は全く無いこと、パーツ評価についてはセットアップが重要な事を理解し、読んでいただきたいです。サーキットガチ勢でなくても、パーツの選び方については参考にできる部分もあるかと思います。
どのくらい需要がある内容かわからないので、今回は第一弾としてブレーキパッドとローターについて書きます。反響があれば車高調やタイヤ、スプリング、ホイール‥など考えています。ブレーキ関係を最初に選んだのは、どんな人・車でも共通するワードだからです。
・ブレーキパッド選択過程
私がブレーキパッドに求めた第一性能はコントロール性能です。プロドライバーではないため、毎日車に乗っていても踏力やリリースタイミングには誤差が出ます。タイムアタックにおいて、この誤差は顕著にタイムに現れます。この誤差に自分の感覚だけで無く、はブレーキパッドやローターの状態も含まれます。サーキット走行される方は毎回パッド厚・ローター厚についてチェックするようにしてください。生命に関わります。それでは、どのようなパッド選択をしていったか述べます。
①入門 エンドレスmx72
サーキット走行を始めるにあたり、最初に選択したパーツです。ホームコースである福井のタカスサーキットだと、ノーマルパッドが周数でフェードするという助言から、ショップに勧められるがまま装着しました。結果、これがブレーキリリースについて街乗りから日常的に練習出来る環境にできた事で、今後タイムアップが果たせました。
ライフについては長い方だと思いますが、その時ローターは純正品を使用していたこともあり、先にそちらが死んでしまいました。パッドも変な減り方をしており、交換することになりました。初心者のころはABSを効かせすぎていたこともあり、このような結果となりました。
②興味本位からプロジェクトミュー製のパッドとローターへ
同じエンドレスを選んでおけばいいものを、新しいものを試したい欲からプロジェクトミューのHC +、SCR -Proを装着。サーキット走行を初めてから最大の出費をしました。
これがね、とんでもないスピードで減ったんです。。特にパッドが。。。
フィーリングはエンドレスに比べ初期に効く量が増えたこともあり、若干コントロール性能が落ちました。
1年間パッドが保たず、コスパ悪いなーと思いましたがタイムは若干上がりました。
当時学生だった私にはこのコストを許容できず、比較的安価な次のパッドを選ばざるをえなくなるのでした。
③コスパのディクセル製へ
財政難からディクセル製のタイプZを購入しました。第一印象はコントロール性はエンドレスに近いなって感じました。そしてホームコースに持っていくのですが、、、
フェードするまでが早く、特に夏場は顕著でした。ローターとの相性も良くなかったのか、パッドとローター両方がすぐにダメになりました。この組み合わせが過去1番良くなかったです。周回すると毎回フィーリングが悪化していき、怖いしABSの介入も速いし、タイムは落ちるし。
そうこう思っているうちに熱でパッドがぼろぼろになり、また交換。タカスサーキットがジムカーナに近いサーキットとは言っても、あまりにも早い寿命でした。
④ローター救世主現る
日常でも使用する車であるが故、ライフを長くするにはサーキット専用車にするしかないと考え初めてたところに救世主現る。
それが佐藤商会製の強化ローター。スリッドも穴もない製品ですが、圧倒的なカッチリ感!これを味わうともう他製品には戻れないくらいなフィーリングの良さでした。結局ここから街乗りを継続しつつ、RX-8を降りるまでの約4年、このローターを使い続けられました。
パッドも原点回帰でエンドレス製へ。当時コントロール性能の高さを最も売りとしていたタイプRをチョイス。タカスサーキットから筑波、鈴鹿や岡山まで幅広くタイムアップすることが出来ました。
総評
パッドのフィーリングについては個人差や好き嫌いが分かれる部分です。プロでは無い私が一発タイムアタックで成果を得るには、その日の自分のコンディションに合わせやすくする事が大切でした。
ブレーキリリースの練習は信号で止まる度に出来ます。同乗者の頭が前後に揺れない運転はサーキットでも生きていきます。日常的に出来ない事は本番も出来ないですからね。
この記事で少しでも楽しく・長いサーキットライフが実現できる方が増えると嬉しいです。
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