紺のひとりごと #4 仕事について
はじめに
どうもこんにちは、紺です。
本日もよろしくお願いいたします。(対戦?)
今日は仕事とか働くこととかについて考えてみました。ちょっぴり真面目な話っぽい、かも。
なぜ働くのか
生きていくために必要なこと、『働くこと』について。
そもそも、私は何のために働いているのだろうか。
お金のため? 他人からの評価? 居場所?
まあまずはお金か、となったところで私はふと思った。
でも、なんでそんなにお金必要なんだろう。
私はコレクター癖があるから、本は借りるんじゃなくて買ってしまう。
何でもかんでも、ってわけにはいかないけど、流行りの美味しいものだって食べたい。
家で過ごすのが好きだから、ちょっと綺麗な家に住みたい。
そういうのを考えた時に、「だからお金が必要で、そのためには働かないといけない」という答えになった。
けど、まだ足りない。
そんな表面的なことじゃなくて、もっと自分のことを掘り下げてみる。
前に書いたかもしれないが、私は気にしいなところがある。外では周りの目を気にして、酷く疲れてしまう。家で過ごすのが好きなのは、家は私のプライベート空間で、他人から隔離されていると感じるから。思えば、私は昔から自室に人を呼ぶのが嫌いだった。
疲れた時、漫画や小説を読んで、アニメや映画を観て、その世界に没頭したいと思う。現実とは違う、フィクションの世界にいつだって逃げていたのだ。
自分の心を守ってあげたい。そのためにお金が必要なのだと、私はようやく気が付いた。
もちろんお金をかけずに楽しめる人もいるだろう。けれど、どんなにお金がかかっていないように見えても、どこかしら、何かしらできっとお金は必要になる。
私は、「心の平穏」を買うために働いている。
能力と性格
お金を稼ぐためには、仕事をする必要がある。教師、銀行員、配達ドライバー、作家、イラストレーター、スポーツ選手、エトセトラエトセトラ……
この世には職が溢れている。……溢れすぎている。
正直名前も分からない職業も沢山あるだろう。それは、”大したことない”という意味ではなく、”裏方で支えているから表に出てこない”だとか”私の職業と関わりが薄い”とかという意味で。
私はいつも不思議に思う。そんな沢山ある仕事の中から、みんなはどうやって今の職場、職業を選んだのだろう。
私は大学で建築関係のことを学んだから、その流れで特に違和感なく今の設備会社に入社した。といっても、教授が教えてくれるまでは知らない会社だったけど。
きっとあの時「こういう会社もあるよ」って教えてもらわなかったら今の会社、今の部署でやってる業務内容なんて知らなかっただろう。
3年ほど前に、一度会社を休職したことがある。(この話は以前書いたので、気になる方は#2へ)
有難いことに「向いてると思うから」と引き止めていただいた。どうせ誰にでも言ってるんだろう、なんて思ったりもしたけれど、案外そうでもないと復帰してから知った。
恵まれた環境にいる自覚はある。体調が悪い時、休ませてもらえる。休日に出勤した分、代休を取れと言われる。残業代がちゃんと出る。
当たり前でないといけないこれが、残念ながら世の中全ての普通ではないということも知っている。
私の仕事はざっくり言うと”顧客と業者に挟まれ業務の調整を行う仕事”で、コミュニケーション能力とか周りの人とうまくやる力っていうものが特別大事になってくる。そういう意味でいうと、私は知識量はまだ未熟ではあるけれど、割と周りの人に好かれる方だ。好かれすぎて、業者のおっちゃんからはあだ名で呼ばれるしめっちゃ電話がくる。(もちろん仕事のことである)
9歳離れた同性の先輩とはすごく仲良くさせてもらっていて、旅行に行ったり帰省した時はよくお土産を交換する。何でもなくても、雑貨屋でマイアニマル(マヌルネコ、#1を参照)のグッズを見つけたらお揃い(先輩はクワッカワラビー)のハンカチとか買ってきてくれる。
長々と書いたけれど、実際、多分、向いてるんだと思う。
でも、最近思う。向いてるが好きで、向いてるが得意だったら解決するけど、そうじゃないのが人生だよな、って。
だって、喋りが上手だからっていって、前に立つのが得意とは限らないでしょう? 「うまいから喋ってよ」と言われる子は、もしかしたら毎回腹痛と戦いながら立っているかもしれない。
背が高くて運動部に誘われるけど、本当は図書室で本読んでいたい、みたいな。
今、私はそんな感情と戦っている。もっと知識を増やして、自信をつければ結構いい感じ(フワフワですまん)になると思っている。
でもさ、喋るのはうまいかもしれないし、周りの人とはうまくやれるかもしれないけど、すごく緊張しいで、気にしいで、説明会の前日はドキドキしてなかなか眠れないのに、それを我慢して頑張らなきゃいけないのかな。いつか大丈夫になるって言い聞かせるの、結構、実はしんどい。
だから最近考える。
「能力的に向いてる」と「性格的に向いてる」ってどっちがいいんだろうって。
性格は変わるし能力も変わっていくものだけど、それでも向き不向きはあるよね。他とは違う自分の個性を大事にしたい。自分を大切にしたい。
ただ、自分が何を選べば満足できるのか、今の自分には分からない。
今日の曲
奥華子「一番星」
奥華子さんはね~、高校生くらいからずっと好きなんだよな。
真っ直ぐ、余分なものが入ってないみたいな声が好き。
♪ 一番星 僕にとって 涙もろくて すぐに笑う
君の事だよと伝えに行こう 夜空わたって
サビのメロディも歌詞もいい。可愛い。
真っ直ぐでポップな恋心って感じがして、やさぐれてる時は泣きそうになる(笑)
切ないラブソングも好きだけど、自分に向かって気持ちをちゃんと伝えてくれる人がいいなあと思う、今日この頃。