番外編ホラー物語〈こっくりさん〉
みなさんはこっくりさんをやったことありますか?
こっくりさんをやるときやってはいけないのは
こっくりさんをやっているとき指を放すこと。
こっくりさんに連れていかれてしまうからね・・・
「ねぇ知ってる?こっくりさんをやっているとき指を無理やりあげてさらう幽霊がいるんだって。」
「へえ~。面白そう。」
と毎日私のクラスは怖い話が流れている。
怖い話が苦手な私、冷花はクラスに馴染めていない。
「ねえ冷花。今日遊ばない?」
クラスメートの から言われた。
「遊ぶなら良いけど怖い話はしないでね。」
「うん。良いよ。怖い話 (は) しない。」
絶対怖いことするやつじゃん!
断ろうかな…
でも信用してないの?!って言われるだけだし・・・
ということで友達が私の家にきてしまいました。
なるべく友達といたくないから買い物するという口実で家をでた。
1時間何しよう。
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「ねえ知ってる?こっくりさんをやっているとき指を無理やりあげてさらう幽霊がいるんだって」
と怖い話が大好きな私明里はいつものように怖い話をする。
怖い話をしてみんながぞわぞわする顔が私は大好き!
あと自分で怖い話を聞いてぞわぞわするのも好き!
あ。そうだ!怖い話が嫌いな冷花に怖い体験させたらどんな顔するかな?
たとえば(こっくりさん)とか。
指を放さなければ連れていかれないし、冷花にはぴったり!
「ねえ冷花。今日遊ばない?」
「良いけど怖い話はしないでね?」
「うん怖い話(は)しない。」
やった!作戦大成功!あと友達連れていこーっと!
「こんにちは!」
「あ。みんな。こんにちは!どうぞ上がって。」
と冷花は落ち着いて言った。
「あ。そーだ。お菓子買いに行こう!みんな何食べたい?」
冷花は言った。
「ん~何でも良いけど。早く買って来てね?」
「うん。」
冷花は5分ほどで帰ってきた。オレンジジュースとポテチをかかえて。
「ねえ冷花。面白い遊びしない?」
「え?何?」
なんか興味深そうに聞いてきてわくわくしてきた。
「(こっくりさん)っていうだけど。」
「妖精が知りたいことを教えてくれるんだよ」
妖精というのは嘘。幽霊って言うと冷花がびびるから。
こっくりさんに使う紙を私は用意した。
「こっくりさんこっくりさんおいで下さい。おいでになったら(はい)へお進み下さい。って言ってね!」
「こっくりさんこっくりさんおいで下さい。おいでなさったら(はい)へお進み下さい。」
みんなで言った。硬貨がスススっと動いた。
「ここから硬貨から指を放さないでね!」
「こっくりさんの好きな食べ物は何ですか?」
スススっと硬貨が動いた。
(にんげん)
その後どんどんみんなは質問した。
すると冷花はとんでもないことを言ってしまった。
「こっくりさんあなたはだあれ?」
ダメだダメだ!こっくりさんが誰か聞いたら!!!!…え?
指が…指が…!硬貨から離れていく。
「指を無理やりあげられてさらわれた人がいるんだって」
もしかして・・・その幽霊って・・・
冷花なの・・・・・!
私たちはこっくりさんにさらわれ・・・・・・・・・・・・・・・・・た
「たすけて・・・!」
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冷花
私は
一時間まって
家に帰った。