自分のことを伝える難しさ
昨日はメンクリの通院日だった。もうすっかり外は冬の風が吹いている。真冬でもない、でも寒いというこの時期は、どんな上着を着て出かけるのが適切なのかと毎度悩む。気持ちはダウンなんだけど、ダウンを着て歩いている人は誰もいない。ひとまず、厚めの上着を選び病院に向かうことにした。
病院に向かって歩いている道中は、ここ最近の自分の体調について考える時間だ。この一か月は不眠に悩まされた。
私は数年前から睡眠導入剤を服用している。調子が良ければ薬がなくても眠れるけど、悪くなると手放せない。ここ数ヶ月は寝つきがとても悪く、特にこの1か月は眠れずに服用量を勝手に増やすこともあった。
そのことは必ず伝えて、睡眠導入剤もう少し強めのものに変えてもらわねば。
数ヶ月前から安定剤も服用している。頭の中がうるさいという症状をなんとかしたいと相談して、まずは安定剤で様子見をということで処方された。
正直、この薬は飲んでいても効いているのかいないのかよくわかっていなくて、先生に「どうですか?」って聞かれても答えられない。
わからないならわからないでそう答えればいいんだよね、と今この記事を書いていて思った。病院に向かっている時は「なにか言わなければ・・・!」という思考にとりつかれていて、必死になって何を言おうかと考えていた。
病院に到着してすぐ、看護師さんに呼ばれて診察が始まった。いつもどおり先生から「どうですか?」と言われ、私はつい反射で「変わりありません」と答えてしまい、「あっ、そう。じゃあいいね。」で診察は一瞬で終わってしまった。
診察が終わってから「眠れないこと、言ってない・・!」とちょっとパニックになってしまった。でも、診察後にある臨床心理士の先生との面談の際に話ができて、薬を追加してもらえたのでホッとした。
メンタルは身体の不調とは違って、写真に写らないから自分の申告で薬が決まる。私は自分の体調を言葉にして人に伝えるということが苦手だ。というかできない。だいぶ時間が経ってから、あの時はメンタルヤバかったなと気付くことがほとんどである。
上手く伝えられないなら、メモを書いて、先生にメモを見せるといいよとアドバイスをいただいたことがある。でも、メンタルが悪化している真っ最中は、悪化しているということが自分でもわからなくて、体調はいいという認識をしてしまうので、メモであってもちゃんと伝えるのは難しい。
とはいえ、せっかくいただいたアドバイスは無駄にしたくないし、書くということは大事なので、少し前から日記を書き始めた。私はプロ三日坊主だ。継続してなにかをやるということがとても苦手。日記も何度挫折したことか。でも、今回は続けられそうな気がする。根拠はない、なんとなくだけど。
ここだけの話、病院の先生には「どうですか?」だけじゃなく、もっと答えやすいように色々聞いてくれよ、と正直思っている。
今月の通院は無事終了。薬も変えてもらってぐっすり眠れそうなので一安心です。
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以前、年末調整に苦戦しているという記事を書きましたが、なんとか無事終わりました!