毒親育ち、ASD、境界知能の私が感じる生きづらさ

自分の気持ちを言語化するということがとても苦手だ。これはASDからくるのか知能指数の低さからくるのか家庭環境なのか自分でもよくわからない。人から嫌なことを言われた時にモヤモヤと引きずってしまうのは、相手の言動とか態度ではなく、そこに対して自分がはっきりと嫌だといえないからだと思う。自分の気持ちを言葉に出来ず、ちゃんと怒って自分を守れないことに自分でがっかりする。そういうことばかり続いていくと自分のことが信用できなくなり嫌いになってしまう。そしてそういう気持ちでいると、この人には何を言ってもいいだろとナメられてしまい、またさらに嫌なことを言われるという悪循環。



見た目には表れないことも辛い。初対面ではわりと好印象を持たれることが多いけど、時間が経つにつれて変わった人と言われてみんな離れていってしまう。短い期間でも仲良くしてくれていた人が離れていくのは辛い。なぜこんなことになったのかと悩み考えてもわからず、また自分を信用できなくなる。


楽しめる娯楽が少ない。映画やドラマ、本をみても内容をちゃんと理解できていないことが多い。登場人物が多いとわけがわからなくなって途中で挫折する。ちゃんと最後まで見れても、感想は「おもしろかった」くらいしか出てこない。映画や本からなにかを学ぶということができたことがない。


なにより、そういう日常にある辛さを人と共有できないことが辛い。この辛さは年々強くなっていく。同年代の人達とはどんどん話が合わなって、社会から取り残されている感覚が日を追うごとに強くなっている。この先どうなるのかと不安を抱えても解決方法がなくてまたしんどくなっていく。

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