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学びを再分配する話

ケアマネジャーの仕事が長くなってきて
時々研修の手伝いの仕事をしています。

受講生さんは同業の仲間ですし
教える技術を学んだ訳でもないので
教える、という感覚はあまりありません。
カリキュラムに沿って進行できるように
サポートしたり
学びの過程で引っかかっている部分を
最小限の関わりでほぐしたり
関連する概念や学びの機会などを
紹介して学びを促進したりする
ファシリテーション、と呼ばれる役割です。

わたしにとっての学びは

わたしにとって今一番楽しい遊びは
THE ALFEEのライブに行くことですが 
ついこの前まで一番で
今二番になっているのは「学びの旅」です。
なぜか愛知には縁があって
何回か学びの旅に行っています。
行く時はひとりですが
同じことを休みにお金をかけて学びに行こう
というヘンタイ(褒め言葉です!)が集まれば
仲良くなるに決まっています。
タイトなスケジュールで行くので
ついでの観光などはあまりしません。
ビジネスホテルに泊まって
ちょっと土地のものを食べたりして
帰ってくるのが、とても楽しく
満足度が高いです。

思わぬおまけ

単なる好奇心で、好きでやっているので
この知識をマネタイズしてやろう、
みたいな気持ちはなく
機会があれば披露する程度なのですが
こういう知識が研修の仕事の時に
とても役に立っている、と
今頃になって気づきました。
ケアマネジャーの研修は義務なので
学びのモチベーションは低い方も多いです。
だからこそ何か持ち帰ってもらいたい
という気持ちでいます。
日々の仕事の中で、やり方は教わるにしても
環境によっては、そのやり方を選択する理由とか
取り組みのマインドみたいなものは
知る機会がない方もいるようです。
そんな時に学びの旅で得た知識が
役立つことがあるのです。
特に、アドバンスケアプランニングを
比較的早い段階できちんと学んだことは
収穫が大きかったです。
人生の本当の最終段階=お看取りの支援
に生じる迷いについて
受講生さんに考え方のヒントを届けることができるように感じます。
受講生さんの気遣いも受け取りながら
学びの再分配だな、と思いました。

遊ぶように学び、働く

そういう意味では、学びも仕事も遊びも 
どれも真剣にやっていて
明確なボーダーがありません。
いろいろな状況はありますが
時間の使い方を自分で決めて
それぞれを好循環で回して
最大限の効果をあげたい、と考える
欲張りなわたしです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
※画像は積読の一部
ある人に「本は買うものです」と言われてから
どうせ読めない、と思わずにポチることにしています。

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