ハンガーとペットボトルの、絵本
どうも、なで肩の方、ペットボトルです。
本日は、今まで作った二作の絵本の、簡単なご紹介をしたいと思います。販売品ですので、ここで紹介できる内容はほんの一部だけとなってしまいますが、ご了承くださいませ。
それでは、まずは第1作目、「ぺらぺら君」のご紹介です。
冒頭のあらすじを、簡単に説明いたしますと…
クラスの他の子たちに比べて、自分はなんて「つまらないんだろう」。そう憂いていたぺらぺら君は、学校で「自分」という作文を宿題に出され、困ってしまいます。お父さんに話すと、書いたことが本当になる「魔法の原稿用紙」を渡され、「思った通りに書いてごらん」と促されます。ぺらぺら君は、「先生はとってもイジワルです」と思っていたことを書き、眠りについてしまいました。すると…
…と、まあこんな感じです。この続きはまた、絵本にて。
なお、こちらはもともと自分が映画用に書いた脚本がありまして、それが「実写では難しい」と言われたことから、「だったら絵本でやっちゃえ」という発想から生まれた絵本です。
なので、絵本を作り始めてから「あ、子供に読ませることなんて考えてなかった」と気づいたのですが、今読み返すと、意外と子供でも楽しめそうな作りをしています。知人の保育園の先生にも買ってもらったのですが、子供たちに思い思いの「ぺらぺら君」を作って遊んだ、という話を聞きました。その先生、やるなー。
表紙は、こちら。↓
中身も、ちらっ。↓
ご覧の通り、ぺらぺら君は紙をモチーフにしております。実際に切られたぺらぺら君は、今も我が家の引き出しの中で、ぐっすり眠っております。どんな夢を見ているのでしょうか。夜、勝手に動き出していたら怖いなあ、などと勝手に妄想しております。
では、続いて2作目。「ボクはキミのかげ」です。
”かげ”であるボクは、キミの足下で悠々自適に過ごしていました。太陽の下でキミよりももーっと背伸びしたり、キミが小魚と泳いでいるときには深い海でクジラに乗って冒険したり。しかし、「キミがボクに気づいたら、なんて言うのかな」。そんなことを考えてしまった”かげ”は、よりにもよって、キミが「だるまさんが転んだ」をしている最中に動き出してしまい…
…はい。こちらも、続きはまた絵本にて。
なお、こちらは製本された絵本が本日、無事に届きました。なので、生まれたてほやほやの次男坊、でございます。
ぺらぺら君と比べると、難産であったと言えるでしょう。というのも、こちらは原作もなく、「絵本らしくする」という目標を掲げて作ったので、本当に、一からのスタート、といった感じでした。まだ日の目を浴びていない彼ですが、これからわんぱくに育っていくのではないでしょうか。
そんな次男坊の、表紙です。↓
中身も、ちょっとだけ。↓
こちらの絵本、割と珍しい縦読み絵本なのです。キミ(ちなみに、ヒナタ君という名前なんです)と、”かげ”であるボクが、同じようでちょっと違う生活を送っている。そんな、ちょっとした仕掛けもある楽しい絵本となっております。
さて、いろいろと説明してきましたが、これらはあくまでほんの一部。もう少し詳しくお話する機会は、現在、絶賛製作中の予告編動画ができるまで、しばしお待ちいただければ、と思います。とはいえ、動画制作などとは無縁なアナログ人間なもので、少しばかり時間がかかってしまいますが、ご理解くださいませ。
なお、予告編動画公開ののちに、絵本を買ってくれた方にプレゼントしているPVを、有料ノートという形にはなってしまいますが、公開したいと考えております。そちらも、もしご興味を持っていただければ、ぜひご覧いただければ幸いです。
それでは、本日はここまで。ペットボトルでした。
? ハンガーとペットボトルとは ?
いかり肩の妻であるデザイナーと、なで肩の夫である脚本家のユニット。
それぞれ本業に勤しみつつ、せっかくなので、結婚を機に二人で制作できる「絵本」に手を出してみました。ふたりでゆるりと更新中。
夫婦して制作と生活を毎日がんばっています。 もしもしもサポートいただけたらより一層がんばります!みなさまの手元に作品をお届け続けられるよう、、、!