3兄弟の育児と刺繍の話
▹手作業が好き
私は刺繍やミシン、ビーズなどのこまごまとした作業が大好きです。
しかし、3人の息子たちの育児では、手作りを発揮できる機会があまりありません。
息子たちはスポーツ刈りなので、私が得意な三つ編みやフィッシュボーンも出番がなく、Tシャツにフリルリボンを付けるリメイクなども必要とされません。
▹幼稚園グッズに愛を込めて刺繍した理由
そんな中でも、唯一出番があったのが、息子たちの幼稚園グッズに刺繍を施すことでした。
名前や袋の用途が一目でわかるように、一つ一つ心を込めて作りました。
これは私自身が子どもの頃、母が私のためにしてくれたことで、とても嬉しかった記憶があるからです。
自分が親になって、その気持ちを今度は息子たちに伝えたいと思いました。
▹母から子へ、刺繍で繋がる思い出と愛情
私が幼い頃、母が作ってくれた手作りの幼稚園グッズは、今でも鮮明に覚えています。
その温かさや優しさが、子どもの心に大きな影響を与えることを実感しました。だ
からこそ、私も息子たちに同じように手作りの刺繍で愛情を形にしたいと思ったのです。
▹刺繍は少しの時間でも愛情を伝える手段になる
育児の忙しさの中で、手作りの時間は少ないですが、刺繍という形で私の愛情を息子たちに届けられたことは、私にとっても特別な喜びです。
息子たちがこれから成長していく中で、この刺繍が少しでも私の気持ちを感じてもらえるきっかけになればいいなと願っています。