一堂に会す
2021年11月3日
ニッパツ三ツ沢球技場で開催された
明治安田生命J1リーグ第34節
横浜FC vs サガン鳥栖との試合は
僕にとってとても感慨深い試合でした。
久しぶりのスタメン出場ということもありましたが
それよりも、
朝鮮半島にルーツを持つ選手・監督が一堂に会し
J1という日本最高峰のリーグで
白熱した試合を繰り広げることができたからです。
金明輝監督との写真はありませんが
試合後にお互いを讃え合い
またどこかで会おうとグータッチをしました👊
試合結果はお互い譲らずスコアレスドロー。
残留に向けて
どうしても勝ち点3が欲しかっただけに
悔しさが残る試合となりました。
実はこの試合には、
横浜、南武、川崎、
東京第二、東京第六の朝鮮初級学校と
神奈川朝鮮中高級学校のサッカー部とその先生方が
招待されていました。
招待して下さったのは、
原さんという日本人の方です。
以前から朝鮮学校に対して
たくさんの支援をして頂いていることは
聞いていました。
『朝鮮学校に通う子供たちには
是非今回の試合を目に焼き付けて欲しい。』
そのような思いで、
タダではないチケットを自ら用意して
子供たちを試合に招待して下さったそうです。
たとえ気持ちがあったとしても
なかなかできることではないと
僕は思います。
僕がヨンハさんに憧れて
プロサッカー選手を目指したように、
今回の試合を見た子供たちの中の誰かが
『僕も・私も、あんなふうになりたい!』と
思ってくれたなら、選手冥利に尽きます。
このような機会を子供たちに与えて下さった
原さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、サッカーというツールが
日朝友好のきっかけになっていることを
とても嬉しく思います。
子供たちのために、
日本と朝鮮の架け橋になれるように、
まだまだ走り続けたいと思います!
꿈은 이어진다
〜夢は続く〜