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週1ならいけるかも、17

なんかしょんぼりしながら6/21を迎えた。そういうこともある。

祖父からフィルムカメラをもらった。50年代とかのミノルタの一眼で、祖父母が新婚旅行にいく際に購入したものだそうだ。祖父の名前はミノルというのだが、名前が似ているという理由で選んだんだと。素敵な話〜。綺麗に保管していたとはいえ故障してしまっているようなので、是非とも修理して大切に使っていきたい。

職場の飲み会に参加した。たくさん日本酒を飲ませてくれてたくさん北京ダックも食べさせてくれた。それ以外の記憶はない。
帰りに山手線を2周半くらいしたのと、メゾンドフルールのトートバッグを持ったおじいちゃんがいたのは覚えている。

映画館に『オペラ座の怪人』を観に行った。2004年に公開し今年で20周年ということで4Kリマスター版が劇場で上映していたのだ。
私の人生でいちばん大好きな映画。早速劇場に向かった。この後ネタバレだったらごめん。
公開された頃はまだちびっこだったのでスクリーンでこの映画を観るのは初めてだった。やっぱり最高。大感動。
でもなんか、今観ると結構ゾッとするシナリオではあるなと思った。現代的じゃないとか不謹慎とかそういうのじゃなくて、こんなものを純愛としちゃダメですよね…という感覚。

ファントムって激情型メンヘラストーカーなんですよ。切ない恋だし、深い愛なんだけど、あなたの弱さはあなたでどうにかしてよと言われたらそれまでな感じ。それができないから弱いし、そことは別に才能という自他ともに認める魅力があるせいでクリスティーヌは惑わされてしまうんだけどね。
私はこんなに君を愛しているのに…!は美しくて切ない気持ちなんだけど、ちゃんと歪んだ愛だもんな…と、そういうところにゾッとするようになっていた。大人になりました。

一緒に観に行った人は私よりも遥かにたくさんの映画を観てきているので どう評価するかな、と少しドキドキしていたが、観始めて30分くらい経った時点で既に好感触ではないことが感じ取れてしまい面白かった。
その雰囲気を察知したために、私が終演後何かを言われる前にそそくさと席を立ち急ぎ足で映画館を出ようとしたことが全てバレていたのも面白かった。
映画館を出た瞬間に「この映画最後に観たのいつ?」と聞かれたが、かなり優しい質問の仕方だったと思いたい。
その後結構な時間をかけてボロクソ言われたけど。納得できてしまったのも悔しかった。悲しき成長。
一緒に観た映画の感想が微妙だったときに、気まずくならないでいられたのだけ良かった。私は変わらず大好きなんだけどね!懲りずにもう一度観に行こうと思う。

では!


撮った写真です


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