願いよかなえ 生きていけ
心が痛かったり辛かったりしやすい時のやり過ごし方って
大きく分けると2つあるような気がします。
・受け止めてやり過ごす。嵐の去るのを待つ
・打って出る。
まぁ、これ以外やりようがないと言えばそうなのですけど。
大抵のやつはやり過ごすほうが労力もダメージも少なくて済むことが多い
けれども
そればっかりじゃ
いけないときって
どうしてもやってきてしまう
もので
やり過ごしていただけではその後の状況が変わっていかないものや
絶対的に繰り返されるだろうと予測されることや
もううんざりしてどうにでもなれ!ってときなんか
窮鼠猫を噛む! じゃないけれど。
あったかくて素敵な、自分の居場所=おうちがあれば
吹雪が来ても雨戸を閉ざして快適に耐えていくことができる。
何度だって大丈夫だし
そういう状態だからこその楽しみを得られたりもするかもしれない
けれど
家の中が地獄のようだったり
安全に避難できるところでもなかったり
そもそも身を寄せられる場所がちゃんと存在しなかったら
嵐の中に飛び出してでも「そこ」を探すか作るかしなければなのです
だって、そうしなければ生きられない、んですから
生き延びられない、のですから。
この家々の中がどうなってるのかを全て知ってる人なんて誰もいない
そのひとつひとつに異なる地獄が詰め込まれていたとしても
やるしかないならどうすんの
「打って出る」
にもいろいろあります。
反論・反撃をするのか
逃げ出すだけにするのか
それとも、相手が手出しできないように「なる」のか
反撃は、あまりいい手じゃない
直接のぶつかり合いは一見手堅くて手っ取り早く見えるけど
禍根や火種がとても残りやすい手段だからだ。
その点
根本的に相手の心を折ってしまうやり方
「相手を遥かに凌駕したところに行ってしまう」というのは優れていて
火種までもブチ消すことができる方法であったりもする。
……ある意味で一番腹黒いけど。
これっていわゆる「悪役令嬢」「虐げられた令嬢」「没落令嬢」ものが露骨に踏んでいるスタイルです。
圧倒的不利にあった立場の人間が何らかのやり方で持ち直したり更なる飛躍を遂げて幸せになったりして元々自分を傷つけてきた相手に慈悲をかけてあげるくらいの格差を身につけて「(ある意味)ざまぁ」するやつです。
(イラストACさんからお借りしてきました)
ザマァしたいわけじゃないけど
「違う」ことをわかってもらえたらいいな、とは切実に思う。
そうじゃないんだよ、なかったんだよ、って
嫌だと思ったらね
そこに見合わないんだっていうのを自他ともに見せつけてやればいいんですよ
そうしたら周囲も自分も納得して先に進めるから。
仕事場なんかはすぐに逃げ出して次に行くのが良かったりもするけど
プライベートの深い部分に関わる意味の「場所」だったら
逃げ出すにも準備期間が必要だったりするでしょ?
だったら、その期間、耐えて耐えて縮こまるのもありだけれども
「いざ、ときが来た、そのときに凛と背筋を伸ばして見せつけられるだけの自分」であるための努力の期間だと思ってしまうのも、いいと思うんです。
きっとそれは「萎縮していた自分が本来を取り戻す」だけでできるはずなんです
憎んで恨んで傷ついて自分を汚してしまうのではなく
ここじゃないどこか、を夢見て羽ばたくための自分の翼を編んでいくように
自分自身を強化してステキにして、そのときを迎えるのが一番「強いカード」なんじゃないかって、思うんです。
「いつまでに、自分はこうなりたい」
そうやって「願う」のです
♪願いよかなえ いつの日か
そうなるように 生きていけ♪
さて、私には何が残ってて
どういう自分になりたいんだっけかな
忙しさの中からでも、どうにか時間を捻り出してまとめて書き出してみましょうか
少しでも、望む自分に近づいたなら
今よりも、無敵になれるはずだから、ね
サポートいただけたらムスメズに美味しいもの食べさせるか、わたしがドトります。 小躍りしながら。