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全力で心と鼻っ面を殴ってくる、あのマンガにまたやられた

3月のライオン15巻を読みました。
え?この日付で、15巻? って

新刊出たのは知ってたからコンビニで気軽に買ったら前巻だったんすよ……
やらかしたんスよ……

見覚えはあった気がちゃんとしてたっすよ……久しぶりにやっちまった。

でも、途中まで確信じゃなくて「あれ?」でしかなくて
ああそういえば、前に読んだ時は刺さりすぎて死にそうになって一度だけしか読んでなかったな、と。

この漫画いつもそうじゃねえか、と。


今、この時間に、読み終わったその一冊を遠くに置いて
コーヒー飲みながらその存在感の重さをウザいと大好きと怖いのちょうど中間の気持ちで目の端で感じながら気持ちの中にべったり塗られたペンキを少しでも薄めよう、侵食範囲を狭めようと何故かENDERECHERIなんて聴き始めましたよ

良い。。・・・とても良い。


ここでスピッツとかYUKIちゃんとか聞いたら死んでしまう
ガッチガチに固まって凍っている心が溶け出してしまう
涙、なんかじゃないよ、これは結露だよなんて言いながら


またしばらく、お団子食べれないなぁ……
わたしには、食べれないわ

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ああ、もう、腹立たしいな!!
くっそすごいし、クッソ大好きだ。
ああ、もう、痛いな!! 情け容赦なくバコ殴りしてくるんじゃないよもう!!
なんて、なんて優しいんだろう。
悔しくて、悔しくて、体が引きちぎれそうに焦れてしまいます。
ああ、もう。


こういう漫画、って
文学に匹敵するというか、ある意味では凌駕した「名作」だと思うんですよね
そうだよな、とんでもねえな、と思いながら

どんだけ鼻っ面殴られても大丈夫なようにと淹れた気付薬がわりのちょっといい方のドリップバッグのコーヒーをとろりと喉に流し込む、のでした。


いいよね、珈琲って。
うん。


「おはなし」は
絶対者、絶対神の存在する優しい世界なんだよ、って誰かが言ってた。
だから、現実でじたばたするわたしは、そこまで傷まなくても、いいんだよって
誰かじゃなくて、わたしが、言ってる。


これは、痛みじゃないよ
闘志なんだよって、わたしが言ってる。
無理矢理、だとしても。



負けないよ。負けたからこそ、負けないよ、って。
歓喜によく似たそいつを、食らうのだ。

今日の、夕飯は、シチューにしよう。
わたしには苦くても

きっと、子供たちは笑ってくれる。




新刊も買うけど、もちろん買うけど
怖いなああああ(苦笑




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半崎いお
サポートいただけたらムスメズに美味しいもの食べさせるか、わたしがドトります。 小躍りしながら。