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ファーストキャリア〜メガバンクで学んだこと〜


前回は、そもそもなぜメガバンクだったのか、についてお話しました。

今日は
なぜメガバンクから転職をしようと思ったのか
についてお話しします。

その前に、少し銀行での仕事の話を。


銀行で営業をする、って聴くと
窓口でクレジットカードや保険の営業をする
なんてイメージがありませんか?
私は正直、そんなイメージでした。笑


1ヶ月の新人研修を経て、
関西の店舗へ配属され、
1年弱はまさに支店と言われる店舗で
クレジットカードやカウンター業務、
カウンターの裏方の事務仕事を覚え、
その後、はれて法人営業の部署へ配属となりました

会社の規模はあれど、
当時の自分からすると社長と仕事をする、
それだけで、とても背筋がピンとなったのを覚えています

だからこそ、自分の知識や所作、
仕事の基準を上げていくことに必死でした

上司や同僚、先輩、お客さんにも恵まれて
手助けしていただきながら、
順調に目標達成もできました!

特に、自分で顧客を調べながら
名刺とチラシや資料を鞄につめ、
いわゆる突撃訪問!笑
ドキドキとやりがい、面白みを感じてましたね

足繁く通いながら、
どうやったら役に立てるのか?
何が喜ばれる提案なのか?
沢山考えた結果、
取引が生まれ、顧客と関係が深くなっていく感覚は、今思い出しても痺れますね、、


私の毎日の習慣は、
毎朝6時台の電車に乗り、
朝は最寄りのカフェでご飯を食べ、
読書をし、仕事の整理をすませる

8時過ぎに会社に出社し、
一通りの朝の新人仕事を終え、
9時前には営業車にのり客先へ

午前2件、午後3-4件回り、17時には帰社
事務仕事や書類を仕上げて、
19時代に仕事を終える

仕事を終えてから、
同期や同僚、職場の先輩と飲んだり、
直帰する時は、ご飯を食べ、
同じ寮生活をしてい仲良しの部屋に入り浸る笑

採用活動もしていたので、
3-4ヶ月目は土日も仕事のようなもの
採用活動では、普段仕事をしないような
他部署の先輩や、私が採用に至るまでに
お世話になった先輩方と仕事ができ
これまた楽しい時間でした

充実している一方で、心のどこかで
この毎日の繰り返しで、
50,60歳を迎えていくのか、、?

決して悪くはない
ただ同じ毎日が繰り返されて1週間、1年と過ぎていく焦りを感じてました

このまま、この会社で人生終わってしまうのかな?

そういえば、自分の次のキャリアを考えて、ファーストキャリアでこの会社を選んだことを、すっかり忘れていました

『私、いつまでこのままの会社にいるんだろう?』

3年目の夏、転職サイトにドキドキしながら登録し
すぐに終えてしまった情報収集

3年目の夏、ちょうど異動の辞令がありました

異動して、新しい部署で仕事をしても
このモヤモヤが消えないのなら、違うのかもしれない

『10年、20年先の先輩を見ると、将来の自分がわかる』

よく聴く言葉です

当時25歳、
私の30歳、そしてこの先が
この会社の先輩たちの様な人生なら?

仕事をしている姿はみんなカッコいい
誇りを持って楽しんで仕事をている先輩も知ってます
私はその先輩に影響を受けて、入社しました

でも、どこか
挑戦よりも、保身や安定に
信念よりも、会社の利益を
会社員の中では比較的高い給料のために、上司の意見を
その優先順位を見て、揺らいでました

全員では無いと思いますし、
私は今でも好きな会社です

カフェに1ヶ月弱、
土日時間を見つけて籠りながら、
何がやりたいのかわからず、
ぷらっと立ち寄った本屋で
気になるキーワードの本を買い漁り
計10-20冊ほど読み

ノートに書き出してみたり

本当にこの先どうしたいのか?
当時の自分なりに真剣に向き合いました


結果、
自分の可能性を狭めない
可能性が広がる道に行きたい

こんだけ真剣に考えて決めた答えなら後悔ない

そう決めて、出るための準備を始めました

続く

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