夏は東映まんがまつり 今観るとコンプラ的にヤバい。そのまま流してくれたことに感謝
マジンガーℤとデビルマンが一緒に映画に出るなんて、カレーライスとスパゲッティを一緒に頼んでいいというくらい昭和のお子様には嬉しいことだった。
映画館で観ることはできなかったが、夏休みになるとテレビで再放送されることが多く、ビデオのない時代には嬉しいサプライズだったのよ。
「対」とついているけど、結局共闘する流れも、この頃から。
どっちが強いと優劣をつけるより、共通の敵と戦おうほうがヒーローとしては健全だよね。
久しぶりに観たら、コンプラ的にヤバいなと思わず苦笑いが出てしまった。
特にマジンガーℤのパイロットの兜甲児とデビルマンの正体不動明の
バイク対決。
不動明はノーヘルだし、甲児への過度な走行妨害というより、殺しにきているのがアカン。
いや、明は悪魔だけど、悪魔すぎんだろと突っ込んでしまった。
他にもデビルマンが敵にやられると、紫の出血が噴き出るところも結構グロいんではないかと。
昔は何でもなかった場面も時代が変わると、結構気になるもんだよね。
俺がシナリオを書いたゲームのチェックで出血描写があったところに「絵が入らず文章だけなら可」と書いてあったのを思い出した。
コンプラは不必要だとは思わないんだけど、なにもかも規制していくのは間違っていると思うんだよね。
子供が真似をするからと言いたい人もいるかもしれないが、アメリカンプロレスのように「注意」を書いたり呼び掛けていけばいいのだ。
注意して守れないやつが悪いんだからさ。
言い訳に使うのよなって話。
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