人の縁は奇なり 


バトオペのクラメンと喋っていた時に「戦国乙女」の話が出た。
「あ、その人10年以上の付き合いのある人なのだが」
と話したら「スゲー」と驚かれた。
こういう業界で仕事をしていると自然と関わる人が多くなるだけなんだよね。
そういえば、夷さんは俺と同じのガノタだし何でバトオペに誘っていなかったのだろう。
バトオペに勧誘できなかったとしても、俺は今猛烈に夷さんと話したい。
ひと眠りして早朝にDMを送ることにした。
そこで、はじめて気づいたが俺は夷さんをバトオペに誘っていた。
X(Twitter)のDMの最後のやり取りが「西浦和也さんと夷さんでバトオペはじめて、初心者用動画作りませんか?」だったのだ。
その時は夷さんが体調を崩していたのでお流れになったのだ。

俺と西浦和也さんが講師仲間なのは知ってる人も多いが、夷さんも同じ学校で何年も教えていた戦友なのだ。
夷さんの友人にも何人か会ったが「夷くんは天才」と口を揃えて言う。
その後に「えっちなおねーちゃんばかり描いてなければ、もっと出世している」言うのだ。
俺も、仕事を続ける上でそう思うが「えっちなおねーちゃん」を描かない夷さんは、夷さんではないのだ。
優しく、温厚で穏やかな性格の夷さん。
だが生徒には「俺はえっちなおねーちゃんを描きたくて絵を描いている」と真剣に語る夷さん。ちょっと引いている生徒もいたけど生徒たちに尊敬されていた。

講師時代の夷さんを思い出していたら、すぐに返信がきた。この業界のあるあるだ。
DMで近況を報告しあったが、やはり夷さんと話したい。思い切って「通話しませんか」と誘ってみた。
夷さんは二つ返事で承諾してくれたので、すぐに通話をはじめた。
2人とも堰を切ったようにお互いの近況を話し合った。
バカ話で何時間も笑いながら話した。会わなかった時間なんかなかったようだ。
昔と同じだ。スターウォーズ、スタートレック、MCU、ガンダム……
放課後に生徒が呆れるくらいオタ話をしていた頃に戻ったようだ。
思い切ってバトオペを誘ってみたら、興味を示してくれたようで、うちのクランに入隊する流れになった。
いくつになっても「ガンダムのMS何が好き?」で盛り上がれる友人は貴重だ。

夷さんの紹介で知り合ったⅯさんのお仕事で知り合ったのが真帆しおんさんなのである。
真帆しおんさんのおかげで、俺はnoteを描き始めることが出来たので、人間というのは少しずつ繋がっている。
それは、ちょっと素敵なことだよね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?