本当にエンドに向かっていくMCU

まず、はじめに注意書き。
俺はMCUのエンドゲームについては納得いかないことが多いです。
そのため批判が嫌いな人は回れ右をしてください。
「それは違うよ」
とかコメント付けられても無視します。
今回、ロバート・ダウニーJrがMCUでDrドゥーム役として復帰というニュースが飛び込んできた。
ロバート・ダウニーJr(以下RDJ)はアイアンマン役として世界中で知らない人がいないレベルで有名な俳優だ。
MCUのエンドゲーム内でアイアンマンを引退した。
MCUは良作を出すもシリーズの象徴とも言うべきアイアンマンを欠いた状態では一部のファンは離れていった。
またエンドゲームはシリーズを盛り上げるために、今まで築き上げてきた設定やキャラクターをぶち壊しにしてしまった。
そのためエンドゲームを区切りに、文字通り「エンド(終わった)」として積極的に追わなくなった人もいる。
今のMCUには象徴であるアイアンマンとキャプテンアメリカもいない。
2人ともエンドゲームで引退させられてしまったのだ。
左右の翼がない状態で飛ばされる飛行機のようで無謀と言っても良い。
ここでRDJの復帰は、正直大きいとは思う。
会場の熱気を見れば、みんなの期待値が爆上がりしているのは一目瞭然だが。
俺は盛大に冷めてしまった。
RDJの復帰だけではなく、同作はルッソ監督だと言う。
ルッソ監督はエンドゲームで世界的な盛り上がりを記録した。
しかし、上記の問題点を残した監督でもある。
言わばマッチポンプ的なイベントに見えて仕方がない。
ルッソ監督は話題作りが上手いので、RDJだけではなく、キャプテンアメリカ役のクリス・エヴァンスも復帰するだろう。
MCUで引退したブラックウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンも復帰してもおかしくない。
ヒーローを演じていた俳優がヴィランを演じるというのは話題性は大きい。
ヒーロー映画に、それ程思い入れの無い人たちには、それも楽しいのかもしれない。
でも、俺は嫌なのだ。
エンドゲームの引退が納得できるものならば良かった。
どう考えてもシリーズを盛り上げるための犠牲で、再登場が不可能な終わりになっていた。
これが、アイアンマンもキャプテンアメリカも健在だったのなら、今回のニュースも受け入れられたと思う。
MCUは、エンドゲームと同じ路線をいくのだろう。
一度区切りをつけるために、なりふり構わず話題作りをすることになる。
売れるところまで売って終わりにしたいんだろうな。
ファンは最後には上手く締めてくれると思ってついていく。
エンドゲームの俺のように。
そして大きな失望と共に、去るのだろう。
まぁ、でも少数派なのかな。
楽しめる人は、楽しんで。


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