見出し画像

ポーカーチェイスが日本一のポーカーアプリになるために必要な事【要望】

りゅうたろう/Ryutaro Suzuki

皆さんこんにちは、ポーカーYouTuberのりゅうたろうです。

最近私はYouTubeでポーカーチェイスという無料のノーレートポーカーアプリを配信しているのですが、実際にプレイしてみて思った改善点について今回は議論していこうと思います。

この記事がポーカーチェイスの運営さんの目に入って、ポーカーチェイスがもっといいアプリになればいいなと思っています。

■レート制について

現行のポーカーチェイスでは、レート制を採用しています。

ステージⅤまでは基本的にプレイすればするほど経験値が上がっていく経験値制レート、ステージⅥは全員のレートの増減の和がゼロになる実力制レートです。

ステージⅥの経験値変動は以下のようになっています。

経験値変動＝順位点＋補正点

・順位点
１位　＋３５
２位　＋２１
３位　＋７
４位　ー７
５位　ー２１
６位　ー３５

・補正点
(自分以外の平均レートー自分のレート)/40


【問題点】


・レート制自体はとても良いと思うが、現行の制度だと最上位帯になるとレート補正が重すぎるので、ランキングの最上位帯を狙おうとすると分散の上振れを狙うゲームになってしまっている。

・この制度だと、上振れでランクインした最上位勢がレート減少を恐れてそれ以上プレイしなくなったり、複数アカウントを作成するようになってしまう。

・最上位勢がプレイしなくなって離脱するのは、アプリゲームとして非常に良くない点だと感じる。

・しかしこの問題はレート補正を緩くすればいいのかというとそういう訳でもなく、レート補正の上限を設定しない限りはどこかでこの問題に直面する。

【改善案】


◎シーズン制にして、シーズンの切り替わりにレート補正を行う。ただし、レートは完全にリセットするのではなく、全体のレートを少し中央値に寄せる形で補正を行う。

○レート補正の上限を決める。ただし、これは緩くしすぎるとある一定以上の実力があるとレートがほぼ無限に上げられる状態になり、いわゆる『たくさんプレイしたもの勝ち』という状況を生み出すので注意が必要。

○麻雀アプリの雀魂や天鳳のように、段位・経験値制にする。ただしこれもゆるくしすぎると上限が解放される形で上記の問題が発生するため注意が必要。

○レジェンドが最高ランクだが、レジェンドまでは経験値性レートによってほぼ誰でも行ける状態になっていることが問題。平均着順が低いと上まで上がってくることができないようにする必要がある。雀魂でいう魂天や天鳳でいう天鳳位のように、最上位帯のランクにもっと価値を付けてほしい。

○マッチングの問題もあるかもしれないが、時間帯を決めるなどしてステージⅦの実装も考慮してもいいかもしれない。ランク戦とはまた別に(もしくは現行のレート制から移行する形で)クラス分けをして昇降級をかけたリーグ戦の実装があっても良いと思う。

■レート変動の順位点について

【問題点】

・現行の制度だと、１位から６位までの順位点の差が均等なので、６位から５位になる価値と、２位から１位になる価値が同じになっている。つまり序盤で飛ばない事の価値があまりにも高すぎる。

・この為、序盤でKK～JJやAK、AQのようなハンドを持っていてもアグレッシブなアクションが否定されるようになり、ゲーム性が崩壊するとともにゲームスピードが遅くなる。

・例えば、KKvsA5sほどの有利な勝負でさえ、初手でオールインになればKK側でさえ損をする状況になってしまう。（チップを増やすメリットよりも減らすデメリットの方が大きい為）

【改善点】


・レート変動の順位点差に傾斜をつける（例：上から6:4:3:2:1）
１位　＋３０
２位　＋１２
３位　＋０
４位　ー９
５位　ー１５
６位　ー１８

・２着インマネ方式（参加費１、プライズが上から４：２の配分）
１位　＋３６
２位　＋１２
３位　ー１２
４位　ー１２
５位　ー１２
６位　ー１２

・３着インマネ方式（参加費１、プライズが上から３：２：１の配分）
１位　＋３６
２位　＋１８
３位　＋０
４位　ー１８
５位　ー１８
６位　ー１８


このような制度を導入することによって、序盤でのアグレッシブなアクションが肯定され、ゲームスピードが速くなり、アプリの活性化に繋がると考える。

■ブラインドについて

・ステージⅥは現行だと150bbスタートだが、正直必要ないと感じる。

・極端な話、50bbスタートでも実力はしっかり反映されると思うし、序盤の150bb~50bbの時間を中終盤の50bb~20bbの時間に費やせば、同じゲームスピードでも逆により実力が反映されるようになると思う。（現行だと序盤のチップ増加のメリットが少ない）

・単に最初の2～3ブラインドを削る形でゲームスピードを上げても良いと思う。1ゲームに３０分かかるのはマッチングの観点で考えても、プレイヤーの満足度で考えてもあまりいいことではないと感じる。

・ポーカーというゲームの性質上分散が大きくなるのは仕方ないが、それを試行回数を増やすことでカバーできるのではないかと考える。

■まとめ

・正直、個人的にはポーカーチェイスは日本のノーレートポーカーアプリの中では最も理想に近いポーカーアプリだと感じています。

・実力を反映させるためのレート制の導入は非常に興味深く、ポーカー界を変えるポテンシャルのあるものだと思っていますが、まだまだ改善点はあると感じます。


今回は以上です、普段はポーカーの戦略記事を書いていますので、良ければそちらも一緒にご覧頂ければなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？