「福いいね!」から考える、まちのいいとこ
先日、福井市のイメージロゴが発表されました。
それがこちらです。
いかがでしょうか。
「いいね!」と思った人もいれば、「もっと他になかったの?」と思う人もいるかと思います。実際、福井県は恐竜をこれでもいうかとぐらい推していますし(JR福井駅は恐竜柄ですw)。
僕の最初の感想はいいとか悪いとかではなく「覚えやすそう」でした。
SNSでよく見るマークだ。
大木こだま・ひびきさんの漫才が久々見たくなりました。(チッチキチー)
この記事を書いていて思ったのは、マークのうんぬんというより、「福いいね!」がどう広まったら、福井市に住んでいる人が笑顔になるかなということです。
それと、「福いいね!」のデザインがよい悪いも話すネタにしてもらって、福井の話題がまちに溢れるとよいなあとも思いました。
普段生きていて、自分の生活や人生は考えても、自分の住むまちのことを考える時間は圧倒的に少ないです。それは自分自身と「まち」との関わり(時間・タイミング)が、生活や人生と比べて薄いからです。
それならば、このまちに住んでいて、
普段どんな景色を見ているのか。
普段どんな音や会話を聞いているのか。
これからどんな景色を見ていたいのか。逆に見たくないのか。
これってまちのことを考えているようで、実は、自分の人生のことを考えていることではないでしょうか。
僕には3歳の娘がいます。将来は福井にいるかもしれないし、大きくなって県外に出て、2度と戻ってこないかもしれません。
そう考えると、小さいときは手入れされている公園で一緒に遊びたいし、自然にも触れたい。自然にもいろいろあるけど、山も海も見たい。できれば苦労せずに。
年頃になれば、ショッピングにもいきたいだろうけど、きっとスマホで注文するから、まちにあるお店はオンラインとは一線を画してほしいな。
とかとか、いろんな思いが溢れてきます。
思い出をたくさんつくっていくまちは、自分の好きなものがなるべく多いまちであってほしいです。
「新幹線が来るから、まちをPRする」というより、
「新幹線が来るこの機会にもう一度、自分の住むまちの良いところを探してみよう。あなたの人生にもいいことあるかも」ぐらいで日々過ごしたいと思います。