Hamuseki 2024 Best Song 10〜1位
毎年作っているプレイリストの10〜1位になります。
10.HEAT / Tove Lo, SG Lewis
私の中では、Tove Loは声がいいと思います。初めて聴いたのは、Seven LionsのStrangersだったのですが、曲と声の相性がよく当時はZeddみたいなEDM全盛期でしたが、StrangerもAlessoのHeroesもTove Loの声が曲にマッチしていていい曲だったと思います。SG LewisもPressureやTy DollaとのVibe Like Thisなどベースがきいたここちよい良曲が多いです。この2人によるコラボはやはり心地よいサウンドと聴きごごちのいい声で最高です。
9.EAZY / LE SSERAFIM
ハイハットのトラップビート感がいい感じです。Hip Hopや日本語ラップと一緒にDJプレイにいれても違和感ないです。自分はSmartよりEAZYの方が好きてす。K-popについて、よく今年はaespaの年と言われていますが、私はLE SSERAFIM派です。でもLE SSERAFIMは去年もよかったので、今年はと言われたら、aespaでもいいのかもしてません。この曲は今までのK-popよりもサウンドがよりトラップビートで、mixもベースラインが効いていてHip Hopのmix寄りに感じました。この曲以降、ビートもちゃんとHip Hop感のある、K-popアイドルの曲が増えたような気がします。New Eraとのコラボキャップも良かったです(買いました)。
8.STUPID IN LOVE / MAX ft.HUH YUNJIN
MAXは過去にもBTS のSUGAとコラボ曲を出していて、K-pop寄りのアメリカのアーティストです。HUH YUNJINはLE SSERAFIMのメンバーですが、ソロ曲も結構出しています。ソロ曲はLE SSERAFIMと作風が違うのですが、love you twiceやI≠DOLLなど面白いです。この曲もHUH YUNJINのHi,you came(Feelin' you)の入りのところがお気に入りで、HUH YUNJINじゃなければ、この曲はここまでよくならなかったと思っています。
7.Timeless / The Weeknd ft. Playboi Carti
アルバムAfter Hoursまでが凄すぎて、それ以降の曲のイメージがないWeekndですが、新曲で久しぶりにテンション上がる曲でした。Weekndはいまだに、After HoursやStarboy(2016年リリース)が現役でヒットし続けているので、新しい曲が霞んでしまいます。この曲は最後のTimelessと繰り返すところの高潮感がいいです。Playboi Cartiは今年アルバムを出していないけど、TravisのFE!NやKayneのCARNIVALなど今年のHip Hopヒット曲にfeatされていて今年活躍したアーティスト感があります。でも、私のPlayboi CartiのベストソングはMagnoliaですかね。
6.Darling, I / Tyler, the Creator ft. Teezo Touchdown
この曲心地いいんです。トラップビートが主流になったHip Hopは心地いいビートの曲が減ったのですが、この曲は古臭くないけど心地よいサウンドで最高です。意識して聞くとSnoopのDrop It Like It's Hotのクリック音が聞こえて来るのもいい感じです。StickyではYoung BackのGet Buckをサンプリング、今年はGloRilla WHATCHU KNO ABOUT MEでWipe Me Down(Lil Boosie)、Wanna BeでPretty Boy Swag(Soulja Boy)、Sexyy Red Get It SexyyでHalle Berry(Hurricane Chris)など 2000年代のリバイバルというか自分の高校時代の曲がサンプリングされているのが多く時代の流れを感じました。
5.Igloo / KISS OF LIFE
spotifyに年間Top30のプレイリストをつくるようになって3年目になるのですが、アメリカのHip HopよりK-popのHip hop寄りの曲が上にくることに自分でもびっくりしています。それくらいこの曲はかっこいいです。K-popが結構本格的にHip HopやHouseサウンドになっていて、日本だとアイドルの曲は聞きやすいpopな作りに落ち着く事が多い感じがするのですが、最近のK-popはラップ風popsじゃなくて、音もHip Hopのビートにラップしている曲も多く、例えばDJでGloRillaのTGIFからこの曲に繋げてもそんなに違和感ないと思います。数年前の例えばaespaのsavegeとかの時はまだ K-pop感が強くて、アメリカのHip Hopとおり混ぜてプレイすると違和感がありましたが、最近のK-popは洋楽のpopやHip Hop、EDMに織り交ぜてかけても違和感なくかけれるためかけやすいです。この曲PVがないのに結構ヒットしていてこういう曲がヒットするのもいい流れだと思います。ミニマムなトラップサウンド、キレのいいラップがかっこいいです。
4.Impossible / RIIZE
4位以内は、プレイリストの表紙になるので、本当に今年の曲でおすすめの4曲を選ぶのですが、去年に引き続き今年も1曲はK-popになりました。RIIZEのこの曲はHouse調の爽やかな曲になります。PVも足を素早く動かすダンスのキレがすごいです。K-popは女性グループは次々と新しいタイプの曲が生まれているのに対して、男性グループは今だにビジュアルが先に来ているイメージがありましたが、この曲はそんなイメージを覆しました。もちろんPVもかっこいいのでビジュアル面もいいのですが、PV見なくて音楽だけでも十分かっこいいです。
3.I Had Some Help / Post Malone ft. Morgan Wallen
この曲はカントリーなんですけど、テンポはアップテンポでのりやすく、MarshmelloのMiles On Itと相性がいいです。人によってはMiles On Itの方が好きかもしれませんが、この曲はPost Maloneの声が聴きごごちが良く、ただのノリのいい音楽止まりではないところが自分の中で好評でした。Post Maloneの曲には声の聴きごごちがよくて好きな曲が南極かあって、I Fall Apart、Candy Paint、そしてこの曲です。Post MaloneのHip Hopからのカントリー化は今後のキャリアにとってプラスなのかが気になります。今はカントリーブームですが、過ぎた後にHip Hopに戻って来たとして、Hip Hopのリスナーが受け入れるのかが、気になってます。そのままカントリー路線を貫くのか。Popスターになるのか今後が気になります。
2.Pink Skies / Zach Bryan
ランキングが高くなるにつれて、なぜいいと思ったのかの理由が特になくなってきて、コメントが書きづらくなってきます。この曲に関しては、ただいい曲と感じたから、それだけになります。ハーモニカのシンプルな曲構成と淡々と歌っているのですが、コーラスのI bet God heard you comingであげてのハーモニカがなんて言うのか、語彙力がなくて申し訳ないのですが、もうエモいんです。おそらくPink Skiesも夕焼けを指していて、夕焼けの画像のエモい感じを想像していただければと思います。(曲の内容は明るい曲ではないのですが、ネガティブでもないのがいいです)小学生の時すきだったのですが、久しぶりにサイモン&ガーファンクルが聴きたくなります。あと、あまり分かっていないのですが、カントリーとフォークとアメリカーナの違いが分からなくて、、似ているようで全然違うジャンルなのか、それとも近いジャンルなのか。レゲエとレゲトンは似ているようで全然違うジャンルなので。ここらへんのジャンルは日本でも余りなじみがないのでわからないですね。
1.Espresso / Sabrina Carpenter
今年の一番好きな曲はこの曲です。Sabrina CappenterはNonsenceの時からいいなと思っていたのですが、2022年の年間ベストに入れるのを最後まで迷って入れなかったのですが、今になって思えば入れとけば良かったと思います。Harry Styles以降のアイドルpopsで万人受けしやすいけど曲もおしゃれみたいないいとどりの曲だと思います。2020年以降のアイドルPopsでありながら曲自体おしゃれ曲(私は元祖おしゃれアイドルPopsJustin Timberlakeへの敬意からRock Your Body Vibesと読んでます)3曲がハリースタイルのAdore You、NewJeansのHype Boys、そしてこの曲です。これはこれでY2Kかもしれません。この曲がリリースされて1ヶ月した頃には、今年1番の曲はこの曲かもしれないと思ったのですが、やはりその通りになりました。サビのI Guess soやNintendoとEspressoの韻もいい感じだし、中のfor yaの所もいいです。アルバムも全体的に捨て曲なくて、Good Gracesは25位に入れたし、他にもTasteやBed Chemもいいです。今年はSabrinaの年だったと思います。
プレイリストを作りながら最近の音楽を聴いていて思ったこと
⑴私が高校生の時のヒット曲は音圧戦争という言葉があったほど洋楽は低音を効かすmixの曲が多かったです。最近の曲はHip Hopの曲でも昔ほど低音を聴かせている曲をほとんど聴かなくなりました。一つの理由にワイヤレスイヤフォンの普及が考えられます。私はいまだに有線のイヤフォンを使うのですが、理由は値段帯が同じくらいだと有線の方が低音がなっている気がするからです。ただおそらく一般的には無線を使っている人が多いので、無線のイヤフォンで音楽を聴くことを想定してmixされているのかなと思っていますが、もしかしてspotify自体の音源がCDで聴くのにくらべて音圧レベルが低いんですかね?
⑵洋楽におけるクラブでの共通のヒット曲が少なくなりました。10年前はBPM128のEDMが流行っていて、その後トラップ系Hip HopとChainsmorker系のBPM100付近EDM。その後Lil UziやJuiceのエモラップ系とDaddy Yankeeのレゲトンと2019年あたりまでは、クラブヒットとチャートのヒット曲は連動していましたが、2021年のOlivia Rodrigoのdrivers licenseぐらいからPopsのヒット曲=クラブヒットじゃなくなり、DJで洋楽を何をかければいいのか分からない時期が続きました。日本語ラップは次の展開に繋げにくく、1日を通してDJするに当たっては使いづらかったです。(日本語ラップを一回かけるとその後洋楽がウケづらくなる)最近K-popは洋楽と混ぜてかけても違和感ないので、K-popをかける機会は増えました。今回のSabrina Carpenterのヒットは久々のPopsにおけるクラブヒットでした。
⑶2020年以降で一番Hip Hopが盛り上がってないと思いました。一方でアメリカ以外の国のHip HopやAfroBeatやK-popは引き続き世界的に盛り上がっていて欧米だけが音楽の中心ではないことが顕著に表れていました。ただ、K-popはfifty fiftyやNewJeansなど事務所関連とのトラブルが原因でK-popの世界的人気に陰りが見えてくる可能性も感じました。
spotifyのプレイリスト自体は3年前から毎年作っていたのですが、なぜこの曲を選んでいるのかも記事化して残しておこうと思いたって作ってみたのですが、プレイリストの構築含めて1ヶ月ほどかかり文書化することって結構大変なことだと思いました。私は面白い文を書く才能はない気がするのですが、こうして作っていくうちに少しずつ面白い記事が書けるようになれば今後の自分の人生でも役に立つのではと思っています。
過去の2023年
https://open.spotify.com/playlist/0EjqFxHjipKjRPjOkMk8qp?si=L-f2Im6jTzyACmits0HfQQ&pi=a-CvIioaT1T6-q
2022年
https://open.spotify.com/playlist/6BFT1zrGmv7gUFToZj7sA7?si=p0G9zAi6Q46ukTytcQ6oug&pi=a-fhM3EQjhSAyA