なにわ男子に会ってきた
なにわ男子LIVE TOUR 2024 『+Alpha』に参戦した。なにわ男子に会うのはこれが初めてだったため、感じたこと考えたことをここに書いていこうと思う。
■開幕
NEW CLASSICから幕を開けた今回のライブで、
なにわ男子とクラシックの相性の良さが証明されることとなった。私はもともと吹奏楽部だったこともあり、『音楽』から始まると心にくるものがある。
あのスパンコール衣装で『世界中に叫ぶのさBe alright!』と歌っている姿を見た時、なんて眩しい人達なんだと思った。この世界で生きることが嫌になることもあるけど、こんなに眩しい人たちがいるなら、まだこの世界で頑張ってみようとすら思う、そんな瞬間だった。
■人生のBGM
なにわ男子は私が受験生真っ只中の頃にデビューを果たした。そのため、辛かった時も嬉しかった時も私のイヤフォンからはなにわ男子の楽曲が流れていた。それは受験を乗り越え数年経った今も変わっていない。
個人的な感想だが、なにわ男子の楽曲からは『頑張れ!』というより『立ち止まって休んでもいい』『今のままでいい』『きっといいことがある』というメッセージ性を感じる。だから、辛い時に聴くと救われるのだと思う。
そんな楽曲達が目の前で繰り広げられた今日、心から『生きてて良かったーーー!』と思った。年齢的にも今後の人生について悩むことが多いこの時期に、光を照らしてくれる人達に会いに行けて本当に良かったと思う。きっとこれからも彼らの楽曲は私の人生のBGMになるはずで、嬉しい時も悲しい時も彼らの存在に救われていくのだろう。
■光になれる場所
私は初め、ライブに行くということは光り輝く彼らを見に行くことだと思っていた。もちろんそれも間違ってはいない。しかし、開幕直前に音が大きくなりファンの皆さんがペンライトを灯し始めた瞬間、『私たちも光になれる場所なんだ』と思った。
人生において光になれる瞬間なんてほとんどないかもしれないのに、この場所に来れば、この瞬間だけは私も光の一部になれるんだと思うと、なんだか泣きそうだった。彼らが綺麗だと思う景色の一部になれていたのなら、こんなに嬉しいことはない。今回はスタンド席で比較的会場全体が見渡せる場所にいたということもあり、あの景色は絶対に忘れたくないなと心から思った。
■メンバーを見た時
今回のライブはスタンド席でステージからはかなり遠い場所だったこと、私の体が途中で壊れてしまい後半の記憶がほとんどないこともあり、正直メンバーひとりひとりの印象はここに書けるほど思い浮かんでこない。
しかし、唯一私が記憶に残っているのは近くのリフターで上がってきた高橋恭平さんのことだ。肉眼で表情を確認できるくらいの距離に彼が来た時、『どういうご両親からこの方が生まれてくるんだろう』と本気で思った。1発目の感想それじゃないだろ、と思われるかもしれないが、ほんとにそれくらい顔が綺麗だった。
後半私の意識が朦朧としていた時、推しである大西流星さんが近い距離を通過した。絶対に後悔すると思い力を振り絞って立ち上がると、暗闇でありえない輝きを放つ彼がいた。本気で、目にダイヤモンドが入っていたと思う。もっと近距離で見たら衝撃で倒れていたかもしれないので、逆に遠い席で良かったとすら思った。
全体を通して、なにわ男子は『画面で見るまんまの人達』だった。これは最上級の褒め言葉である。高画質大画面で見るほど光り輝くビジュアルを放つ彼らが、そのまま画面から出てきたという感じだった。体調が良ければひとりひとりの印象をここに書けただろうな思うと、本当にそこだけが悔やまれる。ただ、実在するなにわ男子を一目見れただけでも良かったと思う。
■アイドルという職業
会場に入る前、グッズを持ったファンの方々が写真撮影を行っているところを眺める時間があった。
みんなこの日を楽しみにしていろんなことを頑張ってきたんだろうなと思うと、アイドルってほんとに凄い職業だなと思った。
まだ小学校低学年くらいの小さな女の子、おそらく家族で来ている人、恋人と来ている人、大切な友人と来ている人、本当に様々で見ていて尊いとすら思ってしまった。普段はそれぞれの場所で生活を送っている人達が『なにわ男子に会いに行く』という同じ理由で集まっているあの空間が私は大好きだった。それもこれも全部彼らが作り出した空間だと思うとやはりアイドルは凄い、としか言えない。本当に凄い職業だと思う。
■永遠を願った日
永遠なんて存在しない、という話を以前noteにも書いたことがある。しかし彼らに会ってしまうと、どこかで永遠を願う自分がいた。
ずっと7人でいて欲しいし、これからもずっと宝物のような楽曲たちを歌い続けてほしい。これが私の本音である。今回は私が万全の状態ではなかったため、どうしても"また"行きたいと思ってしまった。
存在しない永遠を思わず願ってしまうほど、実際に見る彼らは輝いていた。
■余談
このnoteを見て『何これ?』と思った人は少なからずいると思う。私も当初はこんなnoteを書くつもりではなかったのだが、現在諸事情で心も体も疲れきっているためこういうnoteになってしまった。自分でもそんな状態で文章書くなよと思うが、『鉄は熱いうちに打て』という言葉があるように、どうしても今書いておきたかった。
ライブで感じた忘れたくない感情が、ずっと心に残り続けますように。