あなたはどのタイプに当てはまる?「ゼークトの組織論」
みなさん、おはようございます!!
本日月曜日は、自己啓発っぽいテーマでお話ししたいと思います。
どうぞ、最後までお付き合いください!!
(文字数:1917文字 所要時間:約5分)
無能な働き者は組織に害を与える
→いかに組織で活きる存在にできるか?
この言葉を知っていますか?
「ゼークトの組織論」
ドイツの軍人であるゼークト氏が、組織内の人材を4つの対応に分類し、どのような役割を与えると、それぞれの能力に応じた活躍ができるかを示した理論です。
かの有名なひろゆき氏も、語っていたことがあります。
では、まず、その4つの分類を見ていきましょう!
()内はひろゆき氏が使っていた言葉です。
有能な怠け者(やる気のない有能)
有能は働き者(やる気のある有能)
無能な怠け者(やる気のない無能)
無能な働き者(やる気のある無能)
こんな感じで、4分類が出そろったので、次はそれぞれのタイプの特徴です。
有能な怠け者(やる気のない有能)
軍隊において「指揮官」の役割を担うと良いとされています。マネジメントに秀でているタイプで、判断力・行動力に優れており、自身が動かずとも的確に周囲に指示が出せる。
組織全体を俯瞰し、適材適所に人材を配置し役割を与えることで、大きな成果を上げることができる。
有能な働き者(やる気のある有能)
「参謀」の役割が適しています。判断力や行動力に優れている点は有能な怠け者タイプと同様ですが、働き者であるがゆえに、自分で仕事をこなしてしまう傾向にあります。このタイプがリーダーになると、ある程度の成果は出せるが、人に仕事を任せず、部下の成長が鈍化させてしまいます。
人に指示を出し動かすより、リーダーのサポート役の方が力を発揮します。
無能な怠け者(やる気のない無能)
「兵卒」の役割が適しています。自分で考えて動くことはないのですが、指示されたことはやるので、職務をきっちりと与え、働いてもらうことが大切です。組織においては、大半がこのタイプの人材で占められている場合が多い。
※ひろゆき氏の説明では、「やる気のない無能は、戦場の前線に送り込んで、働かなかったら死ぬよ~みたいな状況にさせて戦ってもらう」みたいな説明の仕方をしていました。
無能な働き者(やる気のある無能)
このタイプが最も害のある存在とされています。
正しい判断力や行動力が備わっていないにも関わらず、自分の判断で行動してしまう特徴を持っています。「余計なことをしてしまう」タイプの人材です。このタイプが動くことで、間違った判断により損害が出たり、周囲が後始末に追われたりと混乱を招きます。
また本人は良かれと思って動いていることが大きな問題です。
では、次に無能な働き者(やる気のある無能)の特徴ですが、、
自己判断で仕事を進める
同じミスを繰り返す
仕事を抱え込む
効率を考えず長時間働く
自己評価が高く傲慢
といった特徴が挙げられます。
では、このようなタイプの人間が組織にいた場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
情報共有の仕組み構築
自己判断で仕事を進めてしまうことがないように、情報共有の仕組みをしっかりと作り上げ、仕事の責任範囲を明確にすること。
報告・連絡・相談をもれなくできるような体制を作ることも大切です。
コミュニケーションと教育機会のを増やす
一人で勝手に進むことがないように、意識的にコミュニケーションの機会を増やし相互理解できるよう取り組みます。進捗状況や困りごとの共有も必要となってきます。
また研修機会を設けるなど、正しい仕事の仕方を学ばせ、適切な報告・連絡・相談ができるよう教育することも必要です。
目標管理制度の導入
頑張ることのベクトルが通常の人間とずれていることが多い『やる気のある無能』は何を頑張れば評価されるのかを明確にしてあげることが大切です。
チームの目標(進むべき道と目的地)を明確にし、その人にしっかりと同じ方向で進んでもらうための道筋を表すことが必要になります。
やる気のある無能でも、しっかりと関わること!!
ひろゆき氏の説明では、「やる気のある無能は戦場にいても、害しかないので〇すしかない」と説明されていましたが、組織において役に立ちたいと思っていることは事実であるため、この気持ちを無駄にしないよう、しっかりと向き合うことが大切ですね!!
今の社会、どの業種でも人材不足。このようなタイプの人でも、関わり方をしっかりと明確にしておくことが組織として大事なんじゃないかなって思います。
あなたは、どのタイプに属していると感じましたか?
そして、職場の人たちを少し客観的、どのタイプなんだ?と思いながら見てみるのも面白いかもしれませんね!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
明日も是非、お読みください!!
ではまた!